わかみやいなりじんじゃ 若宮稲荷神社

竹ン芸で有名な、龍馬や幕末の志士が参拝した勤皇神社

江戸時代に創建された古いお宮ですが「若宮様」と親しまれ、民謡「長崎七不思議」にも歌われる若宮稲荷神社。
町役人・若杉喜三太が1673年、自邸に祀っていた稲荷大神を伊良林の地に移し、社殿を創建したといわれています。その後多くの人から敬われ、1736年長崎奉行の細井因幡守安明が新たに参道を開通し神殿を改築。以後歴代長崎奉行に崇敬され、鎮守の神として親しまれています。

「稲荷大神」は楠木正成の守護神と言われており、龍馬をはじめ、楠木正成を尊敬する幕末の志士達が参拝していたため「勤皇稲荷」とも呼ばれています。

長い石段が続く参道には約70もの朱色の鳥居があり、全国的に珍しい四角い柱が特徴の「方形の鳥居」も立っています。明治時代に築かれた巨大な岩の上に立つ本殿は迫力満点!

拝殿の横に立つ「坂本龍馬の像」は風頭公園の「坂本龍馬之像」の原型で、2009年亀山社中跡から移設されたもの。亀山社中の一層の発展を願って制作者山崎和國氏から寄贈されました。

毎年秋の例大祭(10月14・15日)に奉納される無形民俗文化財の“竹ン芸(たけんげい)"は、笛や締太鼓などのお囃子にのせて、高さ約10mの2本の青竹の上で、白装束に男狐・女狐のお面をつけた2人の若者が披露するアクロバティックな空中芸。中国の羅漢踊りを真似たとされ、観客は終始ハラハラドキドキさせられます。

龍馬御守や絵馬などが販売されている、龍馬ファン必見スポットです。

エリア
長崎市中心市街地エリア(平和公園・稲佐山・グラバー園など)
カテゴリー
歴史・文化財 坂本龍馬ゆかりの地
旅のテーマ
フォトジェニック 坂本龍馬ゆかりの地 秋におすすめ

もっと詳しく知ろう! 若宮稲荷神社

  • 朱色の鳥居が社へと誘う-0

    延々と続く朱色の鳥居/方形の鳥居

    朱色の鳥居が社へと誘う

    若宮稲荷神社本殿まで続く葛折の参道には、約70もの鳥居があります。
    お稲荷さん特有の朱色の鳥居が列を成して建てられた光景はどこか神秘的。
    その朱色の鳥居の中に方形(ほうけい)の珍しい鳥居があります。
    柱が四角形のこの鳥居は、文政5年(1822)に長崎奉行・土方出雲守が、旧長崎奉行所内の稲荷に奉納したものを、明治2年(1899)に移したものだといいます。

  • 九州初「坂本龍馬神社」があります-1

    九州初「坂本龍馬神社」があります

    若宮稲荷神社の境内には、坂本龍馬の御霊をまつる「坂本龍馬神社」があります。
    市民有志の「坂本龍馬神社をつくる会」が賛同者より集めた寄付により、高さ約2.2メートル、幅約85センチ、奥行き約90センチの鳥居を建立しました。
    社には、“坂本家の家紋”や龍馬をイメージした“龍”があしらわれています。

基本情報

住所 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2-10-2
電話番号 095-822-5270
休日 無休
料金 無料
交通アクセス ・長崎駅前から路面電車「蛍茶屋」行で「新大工町」下車、徒歩約10分
・JR長崎駅前からバスで「新大工町」下車、徒歩約14分
駐車場 なし
リンクURL 長崎Webマガジン「ナガジン」
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