#09市民VOICE 鈴木智宏さん(ホテルニュー長崎 テラスレストラン「ハイドレンジャ」料理長)-1

そうだ、長崎のとっておきの話をあの人この人に聞いてみよう。インタビューするのは長崎にゆかりのある、長崎愛に溢れた人たち。名づけて「NAGASAKI知る人VOICE」。あなたが想う、長崎のとっておきを教えてください!!

あなたの長崎愛、聞かせてください。インタビューしたのは…?

鈴木智宏
Tomohiro Suzuki
ホテルニュー長崎 テラスレストラン「ハイドレンジャ」料理長 /長崎市在住 19年目

1982年長崎市に生まれる。新大工町・立山町周辺で育ち、中学は佐世保市、高校は長崎市内の学校へ通い、広島の大学へ進学。その後Uターンし、九州調理師専門学校にて料理の基礎を身につけて、ホテルニュー長崎に入社。宴会場を経てテラスレストラン「ハイドレンジャ」に配属。2021年に料理長となり現在に至る。

ホテルニュー長崎 テラスレストラン ハイドレンジャ

2023年1月にフランスで開催された「第72回プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」に長崎から日本代表として参加して、見事にグランプリを獲得したそうですね。


とても名誉なことですけど、料理人としてはまだまだです。コンクールに出場し、世界の第一線で活躍するシェフたちの力量を肌で感じて、もっと技術を高めていきたいと感じました。「ハイドレンジャ」の料理長になったのは2021年でスタッフとのチームワークを大切にしています。
あまりフレンチとして敷居の高くない、幅広いお客さまに喜んでいただける料理を意識しています。旅先での贅沢なひと時を満喫いただければと思います。

―長崎生まれ・長崎育ちの鈴木さん。これまでの地元との関わりについて教えてください。


幼少期は上長崎地区で育ち、新大工商店街は自分の庭のような場所で、今でも階段を上った2階にある老舗イタリアン食堂のピザは忘れられない味です。中学は佐世保市でしたが、高校でまた長崎市に戻ってきました。そして進学のため広島県へ。その後Uターンし、長崎市内の調理師専門学校を卒業後、ホテルニュー長崎に入社しました。
現在まで、ほとんど長崎市内中心部の同じようなエリアで生活していますね。最近子どもが生まれたばかりなので、休日は矢上町の実家によく顔を出しています。先日、実家近くの長崎ペンギン水族館に初めて家族で出かけました。これから公園に出かけることが増えると思うので立山公園や、隠れた人気スポットの出雲近隣公園など、斜面地を一望できる見晴らしの良い場所に足を運びたいと思います。

―長崎市の魅力はどんなところですか?


観光地がコンパクトにまとまっているところです。友人を案内する際にも、路面電車やバスに乗 って1日でいろんな場所を巡ることができます。特にオススメしたいのはグラバー園。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つである旧グラバー住宅など、貴重な建物が大切に残されています。幕末の時代、維新の志士たちが長崎に集う中、坂本龍馬が旧グラバー住宅を訪ねたとも言われています。そうした歴史の偉人たちの歩みを想像すると、胸が躍りますよね。
長崎市内は何気ない通りや場所にも歴史的な史跡などがたくさん残されていて、石碑や案内板が設置されています。例えば長崎市桶屋町の中島川沿いにある光永寺は、かつて砲術の勉強のために福沢諭吉が寄宿していたそうです。そうした歴史に目を向けると、改めて長崎はロマンのあるすごい場所なんだなと感じます。

 

―長崎観光を案内する場合、どんなコースで巡りますか?


定番ですけど、原爆資料館平和公園、それにグラバー園と眼鏡橋は外せないですね。それと軍艦島上陸ツアーはガイドの方の説明が充実していて、実際に上陸すると感動します。立山公園からの景色は、春になると桜もきれいですね。
グルメはちゃんぽん、皿うどん、それに茶碗蒸しのお店もよく案内します。長崎の地元民にとって中華料理はすごく身近で、小さい頃から仕出しでもよく食べていました。プライベートでも麺系グルメが好きなのは、そうした幼少期の思い出があるからかもしれません。

―長崎市の好きな景色や時間帯はありますか?


起伏に富んだ地形の長崎市は、朝日と夕日がとてもきれいです。今でもついついスマホで写真を撮りたくなりますよ。朝日のベストスポットは諏訪神社、夕日のベストスポットはグラバー園です。諏訪神社は小さい頃から祖母とよく通っていて、境内の月見茶屋で休憩した後、隣にある小さな動物園に行くのが定番コースでした。上長崎地区で育った人たちは、みんな諏訪神社との懐かしい思い出があると思います。諏訪神社の踊り場は、有名な長崎くんちの奉納踊が行われる場所です。期間中はもちろんそれ以外の季節にも、落ち着いた空気と街を見下ろす絶景を楽しんでほしい場所です。

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