夏の長崎、ひんやりスイーツめぐり-1

夏の長崎、ひんやりスイーツめぐり 夏の長崎、ひんやりスイーツめぐり

おいしいってSounds Good!

ここにも行きたい、あそこにも行きたい。長崎タウンでの観光にちょっとだけ疲れてきたら、街なかにあるカフェに立ち寄り、ひと休みしてみよう。長崎市内にはじげもん(地元民)に愛される定番スイーツ、スイーツLOVERSが注目する話題の新感覚スイーツなど、ひんやり甘くておいしいスイーツが多くラインナップされています。リコメンドするのは「ながさきプレス」のグルメライターの皆さん。おすすめの夏スイーツを5つ、厳選して紹介してもらいました。思わず笑顔になれる“長崎の夏のひんやりスイーツ”を味わったら、さてとまた、市内観光へ繰り出そう!
 

長崎名物、食べるミルクセーキ

1955年に長崎初のトリス・バーとして創業した老舗喫茶店をルーツにもつ〈カフェ&バー ウミノ〉。こちらの名物はフルーツサンドウィッチとミルクセーキ。長年にわたって長崎市民に愛されてきただけあって、その味わいはどれもとっても上品です。小腹を満たしたいならメロンやオレンジ、パインなどのフルーツにウミノ独自のクリームが入ったフルーツサンドを、心身ともにクールダウンしたいなら「ミルクセーキ」をどうぞ。創業当時の味を守るミルクセーキは、飲み物というよりも食べ物のよう。スプーンですくって食べるフローズンデザートと言えそうです。卵や砂糖、練乳などを混ぜ合わせたオリジナルレシピに氷を加え、あとはひたすら手動でかくはんしているとのこと。ちょこんと1つ乗ったさんらんぼも可愛らしくて◎ シャキッと冷たい、素朴な味わいを堪能してみては? 

カフェ&バー ウミノ
長崎市尾上町1-1 アミュプラザ長崎 本館5F
095-829-4607

冷た〜い!新感覚ひんやりスイーツ

2019年にオープンした〈フルーツ雪氷 らんかん〉は、粉雪のような韓国式かき氷に季節のフルーツをふんだんに盛り込んだ、メディアにも多く取り上げられる人気店です。雪氷マンゴ、雪氷バナナ、雪氷マンゴーいちご、雪氷きなこあずきなどのミニサイズから、いちご祭り雪氷生イチゴ、雪氷モンブラン、雪氷マンゴーとケーキの王様などボリューム満点のかき氷も豊富にラインナップ。その日の気分に合わせてオーダーする楽しさもあります。雪氷にすーっと吸い込まれていくスプーンを持ち上げて口に運ぶと、牛乳で作られた氷は雪のような口溶けで、思わず笑みがこぼれるはず。豪快に盛り付けられたフルーツを見るにつけ、店主の「お客さんに喜んでもらいたい」という想いを感じずにはいられません。どの雪氷も美味なので、どれを頼むかはあなた次第!

フルーツ雪氷 らんかん
長崎市築町2-11 横ビル3F
090-2518-5384
 

本格ジェラートで、ほっとひと息

軍艦島デジタルミュージアムに併設した〈cafe X〉は、長崎の素材にこだわり、軍艦島にちなんだオリジナルスイーツやケーキ、焼き菓子をラインナップしたカフェです。こちらの名物は、新鮮な豆を使って丁寧に淹れられたコーヒーと、ここでしか味わえないスイーツ。コールドブリュー(アイスコーヒー)は、ふわふわな泡のやさしい口当たりで、えぐみがなく苦味も少ないため、すっきりとした飲みやすさです。カステラサンドやスイーツといったオリジナルメニューが数多く並ぶなか、夏におすすめしたいのはフレッシュな自家製ジェラート。プロのジェラート職人がつくる作り立てを口に運ぶと、爽やかな旬の素材の風味が口の中に広がり、涼を感じる口当たりのよさにほっとひと息できるはず。大きな窓があり、開放的な雰囲気なので観光客や地元の人々にも人気のお店です。 

cafe X(カフェエックス)
長崎市松が枝町5-6 〈軍艦島デジタルミュージアム内〉
095-895-5000

新鮮な旬のフルーツをパフェで満喫

四季折々のフルーツを演出する彩りと感動。こんなコンセプトで、季節のフルーツが主役のスイーツやデザートを揃える〈Fruit&Cafe’ HAMATSU〉。長崎の旬の野菜や果物を仕入れ販売している〈浜津青果〉が経営するフルーツ&カフェです。数あるメニューの中で今回紹介するのは、市場直送の自然の恵みと美味しさを堪能できるパフェ。フレッシュなフルーツを惜しみなく投入した一皿を見るにつけ、優雅な気分に。パフェを口に運ぶと、フレッシュなフルーツの味わいが広がり、食べ心地は軽やかながら、アイスのミルキーな濃厚感とのバランスも筆舌に尽くしがたし。旅の道中、涼を感じながら上質な気分に浸れるお店です。

Fruit&Cafe’ HAMATSU 浜の町店(フルーツ&カフェ カフェハマツ ハマノマチテン)
長崎市油屋町2-1
095-821-0009

 

チリンチリン。長崎の夏を感じる思い出の味

夏、長崎市民にとってお馴染みの屋台スタイルといえば〈前田冷菓〉(昭和35年創業)の「ちりんちりんアイス」です。長崎の主要な観光地に出店する屋台で、長崎市民に愛されているのは言うに及ばず、旅の思い出をおいしく彩るご当地グルメとしても知られたアイスです。バラの花のように盛り付けられた見た目と素朴な味わいに根強いファンが多く、長崎に馴染んだ定番の「ちりんちりんアイス」には、食べた人の数だけとっておきの思い出があるものです。味わいは一般のアイスクリームとは異なり、口に含んだ時の氷菓独特の爽やかさが特徴。どこか昭和を感じる、懐かしい味を堪能できます。「ちりんちりんアイス」を食べ切るまでの数分間、たっぷりと長崎の夏を感じてみてください。

前田冷菓
長崎市田中町170-35(直売所)
095-800-8118
※眼鏡橋周辺の屋台販売は3月20日~11月下旬。直売所では年間通して味わうことができます。

 

長崎市民のとっておきVOICE
市民の声に耳を傾けてみたら、知らない長崎がこんなにあった。今年、あなたの知らない長崎へ行こう。

鈴木貴之

鈴木貴之

シュガーロードの始点である 長崎(出島)。そこを中心に広がったスイーツ文化は、今も素敵に進化しています!  現代のスイーツに不可欠な コーヒー・チョコレート に加え 苺・びわ・ゆうこうなどの長崎伝来のフルーツが彩りを加えています!長崎スイーツ王子のオススメは、歴史と新しさを兼ね備えた〈カフェ梅月堂〉さん の『シースパフェ』です。自身のお店〈muggina〉でご提供している 夏のひんやりドルチェ『セミドライにした長崎びわ「なつたより」のカッサータ』も自信作。フローズンチーズケーキ です!歴史(出島・伝来etc.)と文化(和華蘭・宗教etc)の香る街『長崎』の 長崎スイーツを 『見て 食べて 感じて』ほしいです!   

What's your title
鈴木貴之
イタリアン&スイーツ Muggina シェフ/長崎市公認 スイーツ王子/長崎創生プロジェクト事業『長崎カフェ&スイーツ』代表/長崎 スイーツLOVERS 代表

住井茉耶

住井茉耶

ひんやりスイーツが食べたい!と思ったら、長崎駅前のNGS COFFEEのカスタードプリンにアイスクリームをトッピングしちゃいます。固めのプリンの上に堂々と載ったバニラアイスは写真映え抜群。個人的に、バニラビーンズ入りのバニラアイスだと嬉しさ倍増するんですが、このお店のバニラアイスはしっかりぎっしりバニラビーンズ入り!ありがとうございます(合掌)。さらに、お皿に湖ができるほど、たっぷり注がれているカラメルソースもまた堪らん…。ブラックコーヒーとのコンビネーションも最高のスイーツです。

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住井茉耶
20代OL/カフェスイーツの食べ歩きが趣味

岩崎起浩

岩崎起浩

HAMATSUラブが止まらない私は東長崎店も好きなので、ブロガーらしく綴ります!長崎中央卸売市場から直送される果物をふんだんに使ったスイーツが人気を博す「Cafe HAMATSU東長崎店」。こだわり抜いた旬の果物を宝石のように盛り付ける「フルーツパフェ」は、その甘味・酸味・香り、そしてビジュアルのどれをとっても一級品。味覚と視覚のコントラストが美しいフルーツパフェです。長崎ペンギン水族館で真夏の1日を遊び倒した後は、「最高の果物を食べている」という事をしっかりと認識できるCafe HAMATSUのパフェで、涼やかなひと時を過ごすのがオススメです♪

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岩崎起浩
地域情報発信ブログ「長崎ブログー!!」運営

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市民に聞いたとっておきの長崎

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