
今回の「編集部が行く!」では、水と緑に囲まれた長崎県美術館をご紹介
アートだけじゃない!いろいろな楽しみ方をレポートします。
長崎県美術館は、「呼吸する美術館」をコンセプトに平成17年(2005年)に開館しました。
建築家の隈研吾氏が建築デザインを手掛けており、運河を挟んだ建物や緑あふれる屋上庭園で有名ですが
その近代的でモダンな外観から一変、建物の中はやわらかな自然光がふりそそぐとっても温もりのある空間になっています。
常設展示室には、「長崎ゆかりの美術」と「スペイン美術」の2大コレクションが展示されています。
なぜ、長崎でスペイン美術?という疑問が湧いてきますが、
1941年から5年間、特命全権大使としてスペインに赴任した須磨彌吉郎氏が収集した「須磨コレクション」が
長崎に寄贈されたことが始まりで、その後現在のゴヤやピカソなどのスペイン美術コレクションが形成されていったそうです。
また、長崎県美術館では大都市しか巡回しないような企画展や、長崎ならではの展示等などバラエティに富んだ展覧会・イベントが頻繁に実施されているそうです。
美術館の屋上庭園は、夜景も堪能できる癒しのスポット
目の前には長崎港が広がり、長崎市街地から山手エリアまで180°パノラマビューが楽しめます。
無料で開放されており、素敵な景観を楽しむことができる特等席です。
緑の芝生とウッドデッキが広かる庭園のベンチでは、景色を眺めながらおしゃべりしたり、本を読んだり
と市民のいこいの場でもあります。
タイミングが合えば寄港中の大型客船もすぐ近くで見ることができますよ。
閉館まで開放されていますので、夜景を楽しみながらデートするのにもおススメです!
編集部おすすめのフォトスポット ーその➀ー
屋上庭園では、空の青がガラスの床に映り込んで、まるで南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような幻想的な写真を撮ることができます。日中の青空もよいけど、夕暮れ時は一段と味わいが増しますね。
ベストショットを狙って、撮影にトライしてみませんか?
※写真撮影は、他のお客様のご迷惑にならないようご注意ください。
運河上にある「橋の回廊」には、素敵なカフェが!
日差しがいっぱいにふりそそぐ明るいカフェスペースからは長崎のまち並みと
下に流れる運河を見下ろすことができます。
鑑賞した作品に思いを馳せながらひと休みはいかがでしょうか?
企画展にちなんで、期間限定スイーツも販売されていますよ!
編集部おすすめのフォトスポット ーその②ー
美術館棟2F~1Fに通じる階段には「波佐見焼の陶板」を用いた素敵な壁面があります。
間接照明の壁の前に立てば、柔らかな光に包まれた素敵な1枚に!
いろんなアングルで試してみてください!
※写真撮影は、他のお客様のご迷惑にならないようご注意ください。
長崎県美術館でしか買えない限定グッズを!
ミュージアムショップは、長崎をモチーフにした絵ハガキやキーホルダー、ステーショナリーなど
品ぞろえが豊富でお土産探しが楽しくなりそう!
スペイン国立プラド美術館のミュージアムグッズや
”長崎ことはじめ”にまつわる事柄を型取ったビスケットなど
長崎県美術館にしかないオリジナル限定グッズもたくさんあります。
是非、旅の記念にいかがでしょうか。