みかえりやなぎ 見返り柳

花街帰りの人々の様子が名前についた柳

路面電車の思案橋電停、道路をはさんだ両側に橋の欄干を模した思案橋跡の碑が建てられています。この付近にはかつて川が流れ、花街時代、遊廓へ“行こか戻ろか”と思案したので名付けられたという思案橋が架かっていました。

その橋を渡り、花街の入口・大門(二重門)があった場所の手前に、明治時代に植えられたといわれる1本の柳の木があります。カステラの老舗店の右手、小道の入口にある電柱横に今もひっそりと立っています。花街へと足を運んだ人々は、ここで振り返り丸山遊女との別れを惜しんだのでしょう。この柳には、当時の情景が思い描けるような“見返り柳”というロマンチックな名前が付いています。後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳のあたりで振り返ったという人々の切ない思いが今もなお語り継がれています。

エリア
長崎市中心市街地エリア(平和公園・稲佐山・グラバー園など)
カテゴリー
歴史・文化財

もっと詳しく知ろう! 見返り柳

  • 花街帰りの人々がひっそり通った坂道-0

    ひっそりとした坂道・忍び坂

    花街帰りの人々がひっそり通った坂道

    花街の帰り道、振り返り丸山遊女との別れを惜しむ当時の情景が名前に付いた見返り柳。この近く、丸山公園から大徳寺公園へと続く“勅使坂(ちょくしざか)”途中から、船大工町へと抜ける坂道は忍び坂と呼ばれています。
    かつて丸山遊郭で遊んだ人々が帰る際、丸山の大門を通るのは気が引けるというので、この裏階段を通っていたことから名付けられたのだといいます。
    通りにはお堂があり、往時の風情をわずかに漂わせています。

基本情報

住所 長崎県長崎市本石灰町(もとしっくいまち)
交通アクセス ・長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約12分、思案橋下車徒歩約2分
・JR長崎駅前東口からバス(早坂・風頭方面行)で約10分、思案橋下車徒歩約2分
・JR長崎駅前南口からバス(北浦・茂木方面行)で約8分、思案橋下車徒歩約2分
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