
打ち上げ花火、どこから見るか? 長崎夏の風物詩・みなとまつり

花火鑑賞の場所選びは「夜景」とのマッチング⁉
長崎市は「世界新三大夜景」にも選ばれていて、その一番のビュースポットが長崎港なんです。例えば、最も有名な稲佐山展望台からの夜景は、長崎港と繁華街、そして斜面に沿って立つ家々の灯りが楽しめます。一方、鍋冠山はその対岸側。世界遺産の「ジャイアントカンチレバークレーン」がライトアップされたりしていて、こちらも見どころ◎。風頭公園からは、稲佐山や世界遺産、その奥の女神大橋までが一枚絵の様に楽しめます。いずれの夜景もステキなので、花火との共演も見事です。
おでかけ大好き会社員
360°どこからでも!?目線の高さで開く!?花火を見るなら長崎で!と思える長崎ならではの鑑賞法
長崎港を中心に毎年7月末に開催される、「ながさきみなとまつり」。ステージイベントやたくさんの屋台も登場し、子どもから大人まで楽しめる長崎の夏最大のイベントです。中でも見どころは花火!祭りの最高潮のタイミングで打ち上げられる花火は、毎年約1万発が夜空に打ち上げられます。そして、特筆すべきは「鑑賞スポットの多さ」なんです!長崎市は「坂のまち」。まわりを「稲佐山」「鍋冠山」「風頭山」などの山々に囲まれたすり鉢状地形を成していて、長崎港はその底に位置しています。つまり、長崎港から打ちあがる花火は会場からだけでなく、俯瞰でも見下ろせるので、さまざまな角度から鑑賞できるんです。北西側の「稲佐山」、南東側の「鍋冠山」、北東の「風頭山」、それぞれの展望台からは違った見え方が。花火の奥に広がる夜景とのコラボレーションは、長崎市ならではの圧巻の光景です。もちろん、展望台以外からでも、高い位置、低い位置、いろんなビュースポットが存在しています。夜景と花火のコントラストをぜひいろんな角度、いろんな場所からセレクトしてみてください。
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三方を山に囲まれている長崎港で打ち上げられる花火の見かたは、海岸沿いから見上げるだけじゃない!
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長崎で花火を楽しむなら外せない、夏の一大イベント「みなとまつり」 大迫力の打ち上げシーンは必見
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「ながさきみなとまつり」の花火を楽しめるビュースポットの一つ、鍋冠山 イベント会場の喧騒を避けて鑑賞できるのもうれしいポイント
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鍋冠山公園の展望台は、稲佐山の対岸である南東側 世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ、ジャイアントカンチレバークレーンがライトアップされていたりと夜景だけでも楽しめる
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稲佐山は、「世界新三大夜景」を鑑賞するのに一番のメジャースポット 長崎港より北西に位置している
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稲佐山展望台は、長崎観光で立ち寄りたいマストスポットのひとつで長崎港を見下ろす夜景はもちろん、360度パノラマでぐるりと風景鑑賞が楽しめる
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長崎港より北東側の風頭山の公園からは、手前に街を、右手に稲佐山を見ながら花火の打ち上がる様を楽しむことができる
DATA
毎年7月下旬頃開催予定
〒850-0843 長崎市常盤町(長崎水辺の森公園/長崎港)
tel : 095-822-0111〈ながさきみなとまつり実行委員会事務局(長崎商工会議所内)〉
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