#05市民VOICE 平川歩美さん(ラジオパーソナリティ)-1

そうだ、長崎のとっておきの話をあの人この人に聞いてみよう。インタビューするのは長崎にゆかりのある、長崎愛に溢れた人たち。名づけて「NAGASAKI知る人VOICE」。あなたが想う、長崎のとっておきを教えてください!!

あなたの長崎愛、聞かせてください。インタビューしたのは…?

平川歩美
Ayumi Hirakawa
エフエム長崎/ ラジオパーソナリティ/ 長崎市在住27年目


「おくんち中継の仕事をいただいた時は長崎人と認めてもらえたかな、と嬉しかったです」

佐賀県の高校卒業後、短大進学のため長崎へ。長崎県立短期大学英文科卒業後、FM長崎にパーソナリティとして採用され、以後数々の番組に出演し、ラジオパーソナリティ歴は25年を超える。現在エフエム長崎「Colors」の水・木曜を担当しながら、数々の式典やイベントMCなど幅広く活躍中。日本酒と音楽をこよなく愛する、もはや長崎人。

ー長崎市の魅力は? 

長崎市は、歴史や文化を大切にしながらも、新しさを受け入れていく所に特性を感じますね。祭りや建物など和華蘭文化がナチュラルに生活に溶け込んでいると思います。また、企業、観光施設、飲食店などが集まっている中心部にフォーカスされがちですが、少し足を伸ばせばのどかな風景が広がっているのも魅力。市南部は、昔はよく釣りにも出掛けていました! このまちののんびり、ゆったりとした空気感が好きです。最近の南部は若者を中心にまちおこしに力を入れていてイベントなども積極的に行なわれています。番組のゲストに来てもらうことも多いんですが、どの方からも地域への熱を感じますね。未来に繋がるモデルケースとして応援したい地域です。特に新しくできた〈長崎のもざき恐竜パーク〉の所長さんは、じつは昔、音楽をされていてFM長崎が主催する野外ロックフェス『Sky Jamboree』にも出てもらったことも!カタチは違いますが、今も縁があるので、長崎の魅力を一緒に伝えていきたいですね。

 

誰かと行くなら好きな場所は?

オープンの時に、公開生放送した思い出もある〈出島ワーフ〉。特に夕暮れ時、オレンジ色に染まるヨットハーバーは美しく、大好きな風景です。オフの日は、夕方のちょっと早い時間帯から友人とテラスでお酒片手に楽しむのがまたイイ。イタリア旅行みたいな写真が撮れるんです。目の前に世界遺産でもある三菱重工の〈ジャイアント・カンチレバークレーン〉と稲佐山が重なり合い、工業と自然が調和しているのも独特。夜までいると、また違う表情になって、稲佐山のライトアップや夜景もキレイなので、県外からのお客さんとかミュージシャンにもオススメしています。〈長崎県美術館〉の屋上からの眺めも最高です。

ーラジオでもお酒トークが多いですが、よく行くお店を教えてください!

社食みたいに、週1ぐらいで足繁く通っている店があります。路面電車で行くなら赤迫行きに乗り、「大学病院電停」から徒歩1分、浜口町の飲食店街の中にある「鉄ばる あうん」です。日本酒好きの店主が日本各地から季節のお酒を取り揃えていて、いろんな味と出会えるんです。私のケータイの中は、お気に入りの日本酒の写真がいっぱいです(笑)。乾杯から日本酒ですから。
長崎にこだわっている、というわけではないですが、銘酒だけじゃなくて、国産ブランド牛の絶品赤身肉を、ステーキ、ローストビーフ、 焼きしゃぶなどで堪能できて、美味しいんです! かれこれ4年ぐらい通っています。 自然と日本酒好きが集まって来るお店で、カウンターで日本酒トークをしているうちに仲良くなり、今では知り合い多数。店主が気さくで音楽好き。 壁に私のサインもあります(笑)

ー個人的な長崎自慢は?

まちのシンボルでもある稲佐山公園野外ステージで、FM長崎が毎年8月に主催する野外ロックフェス『Sky Jamboree』ですね。通称スカジャン。1999年より現在まで歴史は25年、開催回数23回。 来場者は毎年およそ1万人です! アーティストや参加オーディエンスからは、「ステージとお客さんとの距離が近く、野外のライブハウスのようだ」 と言われている大人気のイベントです。毎回、 ラインナップには自信があり、 ここだけでしか見られないセッションや編成もあったりします。 長崎市にとって8月は大切な月、音楽を通してラブ&ピースの大切さをイメージして欲しいです。
 

ー長崎で印象に残るエピソードは?

桜町にあった長崎市役所が、 現在の魚の町へ庁舎移転するのに伴い、落成式の司会をつとめたこと。 新たな歴史の始まりに第一声を添えられたのは名誉でした。前を通るたびに、 「ともに長く愛されるような存在になりましょう!」 という思いになります。そして、展望フロアはホントに眺めが最高ですよ。あと、もう生まれ育った故郷より、長崎に住んでいる方が長くなりました。おくんちの中継をさせてもらった時は「長崎人として、認めてもらえたかも?」って嬉しかったですね。
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市民に聞いたとっておきの長崎

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