【編集部が行く!】「薩長同盟160周年記念企画展~薩長同盟から動き出した日本~」に行ってきました
今回は、薩長同盟成立から160周年を迎えることを記念して、亀山社中記念館で開催されている「薩長同盟160周年記念企画展~薩長同盟から動き出した日本~」に行ってきました。
亀山社中記念館はどんなところ?
当時、亀山焼の職人の住居として使用されていた民家を活動拠点として借りていたため、その地名の亀山と、仲間を意味する社中を合わせて亀山社中と呼ばれました。老朽化していた遺構を当時に近い形で復元し、現在は「長崎市亀山社中記念館」として公開されています。
龍馬のブーツのレプリカやピストル、書簡の写し、亀山社中の志士たちの写真などゆかりの品々が展示され、全国から龍馬ファンが訪れるスポットです。
「薩長同盟160周年記念企画展~薩長同盟から動き出した日本~」の展示作品
今回の企画展では、当時何が起きていたのか、龍馬たちがどのような思いを抱いていたのかを知ることができる、貴重な史料4点が展示されています。
慶応2年(1866年)に結ばれた薩長同盟は長く対立していた薩摩藩と長州藩を結び付け、日本の政治を大きく変えるきっかけとなりました。令和8年(2026年)は薩長同盟160周年を迎えます。坂本龍馬の書簡や構想資料を通して、同盟の成立から新しい国家の姿が形作られていく過程をたどることができます。
①坂本龍馬書簡「同盟裏書」(慶応2年2月5日)【複製】
真物/宮内庁書陵部所蔵
・木戸孝允が記した薩長同盟の六か条に龍馬が朱書きで書き加えたもので、薩長両藩の同盟成立を伝え、龍馬が両者の間を取り持ったことを示す貴重な史料です。
②坂本龍馬書簡(慶応2年2月6日)木戸孝允宛【複製】
真物/宮内庁書陵部所蔵
・龍馬が木戸孝允へ送ったものです。寺田屋で龍馬が幕府の役人に襲撃され負傷した出来事についても記されており、一通の手紙から激しく揺れ動く幕末の緊張感が伝わってきます。
③「新政府綱領八策」(慶応3年11月)【複製】
真物/国立国会図書館所蔵
・龍馬が起草した政体案。「船中八策」をもとに、議会制度や官制、外交など、新しい政府のあり方について構想が示されています。大政奉還後の日本をどのような国にするのか、龍馬の思いを伝える史料です。
④坂本龍馬書簡(慶応3年11月)後藤象二郎宛草案【複製】
真物/個人所蔵 高知県立坂本龍馬記念館寄託
・福井を訪れた龍馬が、その旅について後藤象二郎に報告した書簡の草稿と考えられています。大政奉還後の政治体制や新政府の財政について意見を求めるなど、新しい時代に向けて奔走する龍馬の姿がうかがえます。
普段なかなか目にすることのできない貴重な史料を間近で見ることができるので、この機会にぜひ、企画展へ足を運んでみてくださいね。
〈企画展展示期間〉2026年10月1日(木)~2027年3月31日(水)
展示を見た後は、龍馬に関するグッズもチェック!
訪れた際は、ぜひお気に入りのグッズを探してみてくださいね。
編集後記
編集部りん
亀山社中記念館の近くには龍馬のぶーつ像もあるので、訪れた際にはブーツ部分に足を入れて龍馬になった気分で長崎のまちを眺めてみるのもいいですよ!