
長崎市の夜景について
「今回の編集部が行く!」は、2012年「夜景サミット2012」にて「モナコ」「香港」と、ともに「世界新三大夜景都市(通称:世界新三大夜景)」に選ばれ、それから9年後の2021年「世界夜景サミット in 長崎」においては「モナコ」「上海」「長崎市」の三都市が「世界新三大夜景都市」として再認定された長崎市の夜景スポット3か所を巡ります。
1,000万ドルの夜景と称される長崎市の夜景。今回はJR長崎駅前を起点に公共交通機関を利用してのレポートです。
長崎の夜景スポット3選
鶴の港と称される長崎港を中心に山々に囲まれたすり鉢状の地形が独自の立体的な夜景を作り出し「1,000万ドルの夜景」として知られています。
見る場所によってまた違った印象を受ける長崎の夜景を今回はお届けします。
稲佐山にいってみよう
すり鉢状の長崎の市街地を俯瞰できる人気No.1の夜景鑑賞スポット「稲佐山」。
ライトアップされたムード満点の山頂展望台からは大パノラマの夜景を
360度楽しむことができます。
長崎ロープウェイ運休情報=令和7年6月9日(月)~令和7年7月4日(金)
※改修工事の為
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JR長崎駅前 南口バス停
稲佐山へはバスと長崎ロープウェイを利用して山頂へ向かいます。
JR長崎駅前南口バス停から行先番号3番もしくは4番のバスに乗車。
約5~6分で「ロープウェイ前バス停」に到着。 -
ロープウェイのチケットをゲット!
バス停を少し登ると長崎ロープウェイの渕神社駅に到着。この日は次々に訪れる観光客の方でロープウェイのゴンドラは終始満席!
乗車券をゲット!往復券で大人1,250円。(2025年5月現在)
ゴンドラは360度クリアーな視界が広がる斬新なデザイン。
しかし今回は多くの利用者でまったく写真が撮れず・・・。 -
イノシシ注意
さすが・・・山ですね。こんな注意看板が!
※なんか・・・イノシシ注意らしい(笑)
でもちょっと見てみたいかも(笑) -
展望台までの通路
ロープウェイが山頂駅(稲佐岳駅)に到着。
いよいよ展望台へ向かいます。展望台に向かう通路はLEDライトにて装飾されていました。(赤から青へ、色の変化も綺麗です)
気分が盛り上がりますね・・・。 -
増えてくる観光客
日が暮れていく時間になると次々に夜景を見に来る人が増えてきました。う~ん。最前列確保は厳しいか・・・。
ちょっと、頑張ってみます。 -
1,000万ドルの夜景
なんとか、最前列を確保!
観光客(特にインバウンドの訪日客)の方が多いのにびっくり!
長崎の夜景を大変多くの方が見にきていました。
鍋冠山にいってみよう
稲佐山に匹敵する美しい夜景をバリアフリー展望台から楽しめる人気スポット。
地元の方は稲佐山よりも鍋冠山で夜景を見る人も多いとか・・・。
その理由はいくつかありますが、まずは標高。
稲佐山は333mですが、鍋冠山は169m。標高が低い分夜景を近く感じられるところですね。
次に稲佐山に比べ観光客が圧倒的に少ないこと。
稲佐山のように大型観光バスが入る事もないから、稲佐山よりゆっくりと
鑑賞できるのが理由のようです。
賑やかな場所を求めるなら=稲佐山
ゆっくりのんびりが希望なら=鍋冠山といったところでしょうか。
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鍋冠山へいってみよう
鍋冠山へは路面電車で向かいます。
JR長崎駅東口を出てまっすぐ進むと正面に路面電車「長崎駅前」があります。 -
1番系統「崇福寺行き」
JR長崎駅前電停から石橋駅を目指しますが、途中乗換が必要な為、まずは1系統崇福寺行に乗車。
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新地中華街で乗換
長崎駅から4駅目の新地中華街駅にて下車し、5系統の石橋駅行きに乗換えます。
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終点「石橋駅」に到着
石橋駅からは大きな誘導看板に沿って、グラバースカイロード(無料エレベーター)まで徒歩移動。大きな標識があるので迷う事はありませんね。
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グラバースカイロード
グラバースカイロード(無料エレベーター)にてグラバー園の真上まで連れてってもらいます。(らくちん)
そこから展望台まで徒歩10分くらいですね。 -
1,000万ドルの夜景
鍋冠山展望台へ到着。(う~ん綺麗ですね)
確かに、稲佐山と比べると観光客の方は、少なくてゆっくり夜景を鑑賞できますね。
風頭公園にいってみよう
坂本龍馬像が見下ろす1000万ドルの夜景。
鍋冠山より少し低い標高151.9mの風頭公園。
JR長崎駅から東に約3kmの公園には長崎にゆかりの深い坂本龍馬像(全身像約3.2m)が立ち、長崎の町を見下ろしています。
同公園の周辺は、「亀山社中記念館」や「龍馬のぶーつ像」「龍馬通り」などがあり龍馬ファンにはたまらない界隈ですね。
また、風頭公園から見下ろす町は西向きになるので沈む夕日とマジックアワーの芸術的な夜景を見るなら「風頭公園」がおすすめ!夕焼けと青い空のグラデーション、長崎湾の海面に映る空、少しずつ灯る市街地の明かりの三重奏。日没前後のわずかな時間しか観ることのできない芸術的な夜景です。
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バスで向かう
今回、風頭公園へバスにて向かいます。
JR長崎駅前東口バス停より風頭山行バスに乗り約20分程。乗継なしで到着できます。
※風頭公園には駐車場がございませんのでマイカーの方は要注意。 -
終点「風頭山」に到着
バスに揺られて約20分。終点の風頭公園に到着~。
終点なので乗り過ごす事もありませんね。
帰りのバスの時間もチェックしていざ公園内に入ります。
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龍馬像がお出迎え
公園内を5分程歩くと、龍馬像を遭遇。
龍馬も長崎の町を見下ろしてますね。
坂本龍馬ファンの方は是非お越しください。 -
暮れゆく長崎の街
日没になり夜景がどんどん綺麗になっていきます。
駐車場がないせいか旅行者&団体のお客様もなく貸切状態(笑)。 -
1,000万ドルの夜景
稲佐山の対岸からの長崎の夜景。長崎の港と左手に見える橋は、女神大橋ですね~。橋もライトアップされて綺麗です。
編集後記
今回、編集部では長崎が誇る観光素材の夜景の見え方を改めて調査という名目のもと楽しんできました。
3個所の夜景スポットを巡り改めて感じたのは、どこからの夜景もすべて綺麗という事。
稲 佐 山=賑やかな観光地&王道スポット
鍋 冠 山=静かな環境で、恋人とロマンティックに!
風頭公園=龍馬ファンはぜったいココ!(駐車場がないので注意!)
個人的には、鍋冠山展望台から見る長崎の夜景がおススメですね。
手前に長崎港を望み奥行きのある夜景を落ち着いた環境で楽しめるの感じです。
みなさんも、いろんな角度からの夜景を楽しんでみてください。