長崎市の夜景を3か所から見比べてみました。-1

長崎市の夜景について

「今回の編集部が行く!」は、2012年「夜景サミット2012」にて「モナコ」「香港」と、ともに「世界新三大夜景都市(通称:世界新三大夜景)」に選ばれ、それから9年後の2021年「世界夜景サミット in 長崎」においては「モナコ」「上海」「長崎市」の三都市が「世界新三大夜景都市」として再認定された長崎市の夜景スポット3か所を巡ります。
1,000万ドルの夜景と称される長崎市の夜景。今回はJR長崎駅前を起点に公共交通機関を利用してのレポートです。

長崎の夜景スポット3選

鶴の港と称される長崎港を中心に山々に囲まれたすり鉢状の地形が独自の立体的な夜景を作り出し「1,000万ドルの夜景」として知られています。
見る場所によってまた違った印象を受ける長崎の夜景を今回はお届けします。

稲佐山にいってみよう

標高333mから見渡せる長崎市夜景の代表的な夜景スポット。
すり鉢状の長崎の市街地を俯瞰できる人気No.1の夜景鑑賞スポット「稲佐山」。
ライトアップされたムード満点の山頂展望台からは大パノラマの夜景を
360度楽しむことができます。

長崎ロープウェイ運休情報=令和7年6月9日(月)~令和7年7月4日(金)
 ※改修工事の為

鍋冠山にいってみよう

稲佐山に匹敵する美しい夜景をバリアフリー展望台から楽しめる人気スポット。
地元の方は稲佐山よりも鍋冠山で夜景を見る人も多いとか・・・。
その理由はいくつかありますが、まずは標高。
稲佐山は333mですが、鍋冠山は169m。標高が低い分夜景を近く感じられるところですね。
次に稲佐山に比べ観光客が圧倒的に少ないこと。
稲佐山のように大型観光バスが入る事もないから、稲佐山よりゆっくりと
鑑賞できるのが理由のようです。
賑やかな場所を求めるなら=稲佐山
ゆっくりのんびりが希望なら=鍋冠山といったところでしょうか。

風頭公園にいってみよう

坂本龍馬像が見下ろす1000万ドルの夜景。
鍋冠山より少し低い標高151.9mの風頭公園。
JR長崎駅から東に約3kmの公園には長崎にゆかりの深い坂本龍馬像(全身像約3.2m)が立ち、長崎の町を見下ろしています。
同公園の周辺は、「亀山社中記念館」や「龍馬のぶーつ像」「龍馬通り」などがあり龍馬ファンにはたまらない界隈ですね。
また、風頭公園から見下ろす町は西向きになるので沈む夕日とマジックアワーの芸術的な夜景を見るなら「風頭公園」がおすすめ!夕焼けと青い空のグラデーション、長崎湾の海面に映る空、少しずつ灯る市街地の明かりの三重奏。日没前後のわずかな時間しか観ることのできない芸術的な夜景です。

編集後記

今回、編集部では長崎が誇る観光素材の夜景の見え方を改めて調査という名目のもと楽しんできました。
3個所の夜景スポットを巡り改めて感じたのは、どこからの夜景もすべて綺麗という事。
   稲  佐  山=賑やかな観光地&王道スポット
   鍋  冠  山=静かな環境で、恋人とロマンティックに!
   風頭公園=龍馬ファンはぜったいココ!(駐車場がないので注意!)
個人的には、鍋冠山展望台から見る長崎の夜景がおススメですね。
手前に長崎港を望み奥行きのある夜景を落ち着いた環境で楽しめるの感じです。
みなさんも、いろんな角度からの夜景を楽しんでみてください。

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