本番5ヶ月前から見どころたくさん!
長崎くんちの歩き方-1

本番5ヶ月前から見どころたくさん!<br>
長崎くんちの歩き方 本番5ヶ月前から見どころたくさん!
長崎くんちの歩き方


【長崎市民の推しPOINT】
長崎くんちは年に一度ですが、6月1日の「小屋入り」から本番の10月7日〜9日まで、稽古風景も含めて「くんち」に触れるチャンスが続きます。意外と知られていないのが、本番の3日間で会場の席がない方でも、街じゅうで長崎くんちは見られること。この時期に長崎を訪れるなら、ぜひ一度ご覧になってみてください。
 

5ヶ月間楽しむのが長崎流

長崎くんちが始まったのは1634年。なんと出島の埋め立てが始まった年で、眼鏡橋もこの年に架けられています。長崎くんちとは長崎の氏神、諏訪神社の秋季大祭。当時、二人の遊女が神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりとされ、現在は58カ町の踊町(おどりちょう)が7つの組に分かれて奉納踊を披露します。そのため、奉納踊は毎年が7年に1度しか見られない貴重な演し物(だしもの)です。

小屋入り

長崎くんちは6月1日の小屋入りから始まります。小屋入りとは、踊町の世話役や出演者が、諏訪・八坂の両神社前で清祓(きよはらい)を受けて、7年に1度の大役を無事達成できるよう祈願して、この日から演し物(だしもの)の稽古に入るために行われる行事です。昔は小屋を建て、身を清めて稽古に専念したことから、小屋入りと言われるようになりました。

観覧券販売&長坂整理券はがき応募

7月からハガキによる応募受付がスタートする諏訪神社の長坂整理券は無料なので運が必要になってきますが、4つの会場から選べる観覧券の販売は6月上旬〜8月上旬に、販売期間もそれぞれ。タイミングを合わせてチャレンジすれば、何度も観覧券確保のチャンスがあります。

場所踏み(奉納の稽古)

小屋入りを終えると、本番に向けて各踊町(おどりちょう)の奉納踊の稽古が始まります。仕事のない夕方〜夜、土日祝日に行われることが多いです。市内の中心部を歩いていると「シャギリ」と呼ばれる笛と太鼓の囃子の音が聞こえてくるので、そちらの方向へ行ってみると稽古の様子を見物できます。本番と同じ会場で行われる稽古は「場所踏み」と呼ばれ、8〜9月に行われ、事前に公式ホームページで予定表も公開されています。

庭見世 (にわみせ)

庭見世は、10月3日に行われる踊町の伝統行事です。表通りに面した店舗などに、傘鉾(かさぼこ)をはじめ演し物の曳物や衣装、小道具、楽器などを飾り、出演者に贈られたお祝い品を並べて、道ゆく人に披露します。

人数揃い(にいぞろい)

人数揃いは、庭見世の翌日10月4日に各踊町で行われる、いわばリハーサル。演し物の稽古が仕上がり、準備が整ったことを、本番と同様の衣装で踊町関係者に披露します。本番同様、街中で披露されるので、人だかりを目印に歩いて行けば誰でも見物できます。

奉納踊は4つの「場所」で

奉納踊は、諏訪神社、お旅所、八坂神社、中央公園の4つの「場所」で行われます。「場所」は、大勢の観客が見守る中で奉納踊が行われる晴れ舞台。傘鉾(かさぼこ)の登場からアンコール(モッテコーイ!やショモーヤレ!フトーマワレ!などと掛け声がかかる)まで、観客を何度も何度も楽しませてくれて、大満足すること間違いなしです。わずかに立ち見の当日券が販売される場所もありますが、基本的には観覧券で座席や枡席を事前購入した人が観覧できます。

庭先回り(にわさきまわり)

諏訪神社など所定の場所での奉納を済ませた後、各踊町は庭先回りに移ります。庭先回りとは、市内中心部の事業所や官公庁、民家などに敬意を表して踊りを披露、呈上することで福をお裾分けします。踊町は短い踊りやお囃子を玄関先や店先、門前などの路上で演じます。長崎駅前かもめ広場、湊公園、浜町四つ角(アーケードの交差点)などでは、本場所に準じた長い演技をすることもあるので、見どころです。踊町がどこにいるのかは、庭先周りマップや、長崎くんちナビアプリでもリアルタイムで知ることができて便利です。

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