知る人VOICE #03 髙比良寛治-1

そうだ、長崎のとっておきの話をあの人この人に聞いてみよう。インタビューするのは長崎にゆかりのある、長崎愛に溢れた人たち。名づけて「NAGASAKI知る人VOICE」。あなたが想う、長崎のとっておきを教えてください!!
 

あなたの長崎愛、聞かせてください。インタビューしたのは…?

髙比良寛治
Kanji Takahira
長崎ヴェルカ/シューティングガード/長崎市生まれ

長崎市生まれ、7歳までは佐世保で育ったという、現在チーム唯一の長崎県出身選手。設立初年度の長崎ヴェルカと契約し、現在所属3年目。2022-23シーズンはキャプテンとしてチームを牽引した。 アグレッシブなプレースタイルに、思わずワクワクしてしまう“ミスター長崎”だ。

 

―チームで唯一の長崎出身ですよね?

チームには地元選手が僕しかいないので、オススメの飲食店とか遊ぶスポットとか、良く尋ねられることが多いですね。ただ、みんな意外と、こっそりあちこち行っているみたいで。僕も知らないお店のこととかが話の中に出てくると、故郷の良さを知ってもらえた誇らしさとか、逆に先を越された寂しさとか、なんだかいろんな感情が沸き上がりますね(笑)。そういえば、この間チームメイトと長崎市の第二の繁華街、浜口町にある〈いせ家〉に行ったんですよ。長崎和牛の肉本来の旨みをもつ赤身と、まろやかな味わいの脂身とのバランスが絶妙でした。この美味しさでこの値段はとっても嬉しい!と思いましたね。やっぱアスリートはいっぱい食べるので。

 

―改めて感じる長崎の印象は?

生まれたのは長崎市南部の海沿いのまち、小ヶ倉という場所ですが、僕自身は7歳まで佐世保に住んでいました。長崎市は、祖父・祖母の実家があるので、結構頻繁に行き来していて、思い出も多いですね。車に乗っていると目に入る、キレイな海をよく眺めていたので自然豊かで景色のきれいなスポットが多い、っていう印象が一番ですね。もちろん、食べ物も美味しい! ついこの間、昔住んでいた家の近くを見に行く機会があって、当時の記憶が蘇ってきたので、しばらく思い出に浸っちゃいました。

 

―特に思い出に残るスポットは?

今年になってすぐに、祖父が亡くなったんですけど、そのおじいちゃんとランチに行く時は必ず、〈銅八銭〉ていう昔ながらの喫茶店でした。僕は7歳まで長崎県にいて、その後は福岡とか大阪に引っ越したんですけど、年2回、盆正月頃には長崎に帰ってきていました。帰省中、「お昼はどこ行く?」という話になると、いつも決まってアンティック喫茶&レストランの〈銅八銭〉。だから、時々今も食べたくなります、長崎名物のトルコライスとか。この間もシーズンが終わってから足を運んだんですけど、とても懐かしい雰囲気、懐かしい味でしたね。
長崎市といえばお祭りです。毎年秋に開催される長崎くんちは思い出深いですね。市内がおくんち一色に染まる様子は圧巻でした。あとは昔の記憶を辿ると、中央橋の前に大きな歩道橋があり、そのあたりを結構通っていたのを鮮明に覚えています。祖父に連れて行ってもらい、兄と僕の3人でよく散歩していたんです。懐かしいなぁ。

―長崎市でおすすめしたい場所は?

大学生になると、長崎のTHE繁華街・銅座に祖父にお酒を飲みに連れて行ってもらいました。成人式が終わってくらいだったかな。自分がそんなにお酒を飲むタイプではなくて、親とも一緒に飲んだこともないくらいだったんですけど……。ある日「銅座に行くぞ!」って祖父に言われて、銅座の小料理屋さんみたいなところに行きましたね。あちこちまわりの店をまわって楽しかったです。狭い道にいろんな店がぎっちり並んでいて長崎の食がぎゅっと詰まっているので、観光で行くならおすすめです。

―長崎市の新しい魅力は?

長崎ヴェルカの新たなホームアリーナ〈長崎スタジアムシティ〉が2024年秋に誕生します。スポーツ観戦もショッピングも楽しめます。長崎の新しい魅力だと思うので、ぜひ遊びに来てください。

 

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市民に聞いたとっておきの長崎

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