知る人VOICE  #01 住吉光アナウンサー-1

そうだ、長崎のとっておきの話をあの人この人に聞いてみよう。インタビューするのは長崎にゆかりのある、長崎愛に溢れた人たち。名づけて「NAGASAKI知る人VOICE」。あなたが想う、長崎のとっておきを教えてください!!
 

あなたの長崎愛、聞かせてください。インタビューしたのは…?
 

住吉光
Hikaru Sumiyoshi
長崎放送 / アナウンサー・記者 / 長崎市在住5年目


1990年7月3日、福岡県北九州市生まれ。NBC『Pint』で 主にニュースを担当。小学校はサッカー、中・高・大は吹奏楽部でホルンに熱中する。大学時代に水俣病の被害に苦しむ人の話を聞いたことがきっかけでアナウンサーを目指すものの、山陽放送に営業職で入社。祖母に自分が働く姿を見せたい、という気持ちから諦めきれず、1年間の専業主夫を経て、長崎放送へ入社し夢を叶えた。仕事に趣味に、長崎市での暮らしを楽しみながら、SNSなども活用し枠にとらわれない情報発信をしている。

ー長崎は就職がはじめての縁?

実は、私の先祖はずっと諫早市に住んでいて、祖母の代まで長崎とゆかりが深かったんです。住吉家のお墓も長崎の方にあって、毎年お墓参りで来ていました。小学生の頃、夏場にお墓参りに行くと、そこから海でボートの練習をしている人が見えていて……。それがペーロンの練習だったんです。5年前に長崎に住み始めてから、初めて知りました。なので、今は幼いときに来た記憶を答え合わせしている感覚です。それが僕と長崎の縁ですね!


 

ー長崎市ってどんなまち?

長崎市には困っている観光客の人に声をかけるっていう文化があるなと思っています。今まで僕が住んだ場所のなかでその光景を一番見ることが多いと思っていて、そういうところで人のあたたかみを感じますね。先週も路面電車で男性5人組が迷っていて、おばあちゃんが「どこ行きたいと?」と声をかけていました。違う電車に乗っていることがわかったとき、別のお客さんが運転手さんに「降りるみたいなんで扉開けてもらえますか」 って言ってて。「そういう連携プレーもあるんだ」って思いましたね(笑)。それから自分もできれば声をかけたいなと思ってるんですけど、残念というべきか、まだできたことはありません。だから今後、長崎市に来てもらって駅周辺でウロウロしていたら僕から声をかけます(笑)。

 

ー長崎に住んだからこそ気付いた魅力は?

一番すごいなと思ったのはやっぱり魚の美味さです。長崎はいろんな魚がとれるまちでもあるし、漁場が近い分すぐ食べられるから新鮮。何日か熟成させた方が好きって人もいますけど、僕は新鮮でバチバチに歯応えのある刺身の方が好きです。刺身の美味しさに感動して、めちゃくちゃ食べるようになりました。あまりにも好きすぎて、この前初めて釣りに行きました。「こんだけ好きだったら釣ってやろう!」と思って。

ー長崎市で過ごす好きな時間やエピソードは?

夕方に水辺の森公園で見る夕陽がものすごく綺麗で好きです。僕はホルン、妻はトランペットをやってるので、海辺で吹きたいなと思って持って行って二人で海に向かって吹きました(笑)。吹いていたら外国人が寄ってきて「ピクチャーOK?」って言われて。撮ってあげるほうかなと思ったら、吹いてるところを撮りたかったらしくて、夕陽をバックに撮られました。「グレート」って言われましたね(笑)。

ー県外の方におすすめしたい長崎のポイントは?

「夜」を楽しんで欲しいです。そもそも長崎市は夜景が有名ですが、「稲佐山(いなさやま)だけじゃないよ」と観光客の方に言いたい!僕は鍋冠山(なべかんむりやま)からの夜景が一番好きです。稲佐山からよりももっと広い範囲で長崎が見られます。友達が県外から来たらだいたい連れて行くんですけど、みんな感動して帰りますね。あと、観光客の方が目がけてくるような観光施設はだいたいライトアップされるようになっていて、たとえば大浦天主堂や、眼鏡橋、平和公園とかすごく綺麗です。やっぱり昼とは違って訴えかけてくるものも違うなと。それぞれが語りかけてくるのを、より感じる気が私はするんです。なのでぜひ夜も周って欲しいです。

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市民に聞いたとっておきの長崎

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