#007 ながさきとさるく-1

#007 ながさきとさるく #007 ながさきとさるく


⻑崎のまちを歩いて楽しむ、⻑崎さるく。本ページでは、⻑崎さるくの歴史⽂化のストーリーから、オススメの観光コース情報までご紹介します。

まち全体がテーマパーク ⻑崎さるく

【まち歩き最先端! ⻑崎さるくのルーツ】

「さるく」とは、⻑崎弁でぶらぶら歩くという意味。この⾔葉をキーワードに、2006年、⻑崎のまちに広がる歴史⽂化的遺構(出島、唐⼈屋敷、外国⼈居留地、花街丸⼭、寺町など)をパビリオンに⾒⽴てた、⽇本で初めてのまちあるき博覧会「⻑崎さるく博ʼ06」が開催されました。それまでの定番だったグラバー園、⼤浦天主堂、原爆資料館に限らない、⻑崎のまちに溢れる魅⼒的な歴史⽂化スポット、⾵情のあるまちなみを歩きながら楽しめるように、数多くのコースが組まれました。さるくマップ⽚⼿にいつでも⾃由気ままにまち歩きが楽しめる「⻑崎遊さるく」、そのまちを知り尽くした地元ガイドが直接案内する「⻑崎通さるく」、専⾨家による講座や体験がセットになった「⻑崎学さるく」といった多種多様なまち歩きの楽しみ⽅が展開され、参加者数1,023 万⼈と⼤いに好評を博したことで、⻑崎観光の新定番として「⻑崎さるく」が定着することとなりました。
★紙のマップは現在発行していません

【誰でも気軽に、⻑崎さるくへ】

⻑崎さるくは、現在も様々なガイドやまち歩き団体がまち歩きツアーを実施しています。またエリア別の「さるくマップ」もご⽤意していますので、マイペースにまち歩きすることも可能です。まちなかに残る建物や橋、そこで過ごした先⼈たちに思いを馳せながら、⻑崎のまちを歩いてみてください。きっと⻑崎の魅⼒が感じられるお気に⼊りの「さるく」が⾒つかるはずです。

PICK UP! 有名観光地をめぐる定番さるくコース

【#1 出島さんぽ】

江⼾時代の鎖国期間中、海外との窓⼝となり、貿易や交流を続けていた⻑崎。その舞台の⼀つである出島にクローズアップし、その魅⼒を深掘りします。かつて海外との窓⼝だった繋がりと、現在のライフスタイルに通じるコト・モノとの繋がりという2つの繋がりを紹介し、出島の存在をより⾝近に感じていただきます。

《⾏程》
出島表⾨橋公園→出島表⾨橋(⼊場)→ミニ出島→旧⽯倉(考古館)→銅蔵/組頭部屋→⼄名詰所→筆者蘭⼈部屋→カピタン部屋/⼄名部屋→ヘトル部屋/料理部屋/⽔⾨→⼀番船船頭部屋→ ⼀番蔵/⼆番蔵/三番蔵→拝礼筆者蘭⼈部屋(※現在⼊室不可)
※出島内で解散

【#2 唐⼈街と中華街さんぽ】

⻑崎の『和華蘭』⽂化の”華”の要素である唐⼈屋敷跡と、隣接する⽇本三⼤中華街の1つである新地中華街をご案内します。かつて中国⼈居住区だった唐⼈屋敷跡に残る4つのお堂を巡り、当時の中国⼈の⽣活様式から、⾷や年中⾏事など現在の⻑崎に息づく中国⽂化のルーツに触れてみましょう。

《⾏程》
湊公園→唐⼈屋敷象徴⾨→⼟神堂→坂段市場→森橋→天后堂→森伊橋→観⾳堂→コミュニティ住宅裏遺構広場→唐⼈屋敷景→⼤徳園⾓→福建会館天后堂→蔵の資料館(⼊館)→広⾺場商店街→新地中華街
※新地中華街で解散

【#3 グラバー園さんぽ】

幕末の開国期に⻑崎にやって来た貿易商⼈トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅が残る、世界遺産にも登録されたグラバー園を巡ります。同じく園内に邸宅が残るリンガーとオルトも紹介し、当時多くの志⼠たちに影響を与え⽇本の近代化を影で⽀えた数々のエピソードをお楽しみいただけます。

《⾏程》
⽯橋電停→グラバースカイロード→グラバー園第2 ゲート(⼊場)→旧三菱第2 ドックハウス→明治時代の⽔道共⽤栓→旧ウォーカー住宅→旧リンガー住宅→旧オルト住宅(⼯事期間中は旧ウォーカー住宅に変更)→旧スチイル記念学校→プッチーニ像・三浦環像→旧⾃由亭→旧グラバー住宅→⻑崎伝統芸能館
※グラバー園内で解散

【#4 坂本⿓⾺の⾜跡さんぽ】

今なお多くの⼈を魅了する坂本⿓⾺の⻑崎での活躍と⾜跡をご案内します。⻑崎市内に残る代表的な4 つの⿓⾺像と、海援隊の前⾝で⽇本初の商社といわれる⻲⼭社中など、拠点になった場所やゆかりの地を巡ります。幕末を駆け抜けた⿓⾺のエピソードと、彼の運命に⼤きな影響を及ぼした幕末の⻑崎の様⼦もあわせてご紹介します。

《⾏程》
丸⼭公園(⿓⾺像1)→丸⼭町(史跡料亭花⽉〜⻑崎検番〜料亭⻘柳)→路線バス移動→⾵頭(カザガシラ)公園→上野彦⾺の墓→坂本⿓⾺之像(⿓⾺像2)→司⾺遼太郎「⻯⾺がゆく」⽂学碑→若宮稲荷神社(⿓⾺像3)→⿓⾺のぶーつ像(⿓⾺像4)→⻲⼭社中記念館(⼊館)→眼鏡橋
※眼鏡橋で解散

【#5 平和さんぽ】

被爆遺構が残る原爆落下中⼼地(祈り)、平和公園(願い)、国⽴⻑崎原爆死没者追悼平和祈念館(学び)の3つのゾーンと浦上天主堂を巡ります。被曝の過去から復興を遂げた現在、そして「平和とは何か?」を考え、恒久平和へと綴る平和都市ならではのまち歩きです。

《⾏程》
原⼦爆弾落下中⼼地碑→浦上天主堂遺壁/被爆当時の地層→旧松⼭町防空壕跡→平和公園(平和の泉/⻑崎の鐘/浦上刑務⽀所跡/平和祈念像)→天主堂の⾒える丘→浦上天主堂(⼊館)→平和町商店街→国⽴⻑崎原爆死没者追悼平和祈念館(⼊館)→原爆資料館前
※原爆資料館前で解散

share

市民に聞いたとっておきの長崎

次に読みたい特集記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ