#003 ながさきと月見-1

#003 ながさきと月見 #003 ながさきと月見


長崎のまちをやさしく照らす秋の風物詩、月見。本ページでは、長崎の月見にまつわる歴史文化のストーリーと、イベント情報をご紹介します。
 

長崎流 中秋の名月をめでる

【美しい“布引きの月”、約束の“片見の月”】
本作は、長崎の郊外で中秋の名月を楽しむ月見の様子を描いたもの。長崎の月見の名所といえば、茂木。島原半島を望む橘湾に映りこむ月光が、茂木の月見台まで布を引き渡すように光り輝き連なることから“布引きの月”と讃えられ、名勝として古くから愛されています。また川原慶賀の月見はほかにも1作残されており、花街から遊女とともに月を眺めるシーンが描かれています。

 

【まあるい月をめで 月餅をほおばる“中秋節”】
十五夜の月を愛でる“中秋節”は、春節に次いで二番目の中国の重要な祭日。どこも欠けていない美しい満月は“家族団欒”を象徴するめでたいもので、この日は家族と再会して食事をしながら、月見を楽しみます。また満月をかたどった平たく丸い生地でなめらかな餡を包んだ焼き菓子 月餅を家族で切り分けて食べることで、一族の繁栄と幸福を祈ることも欠かせない風習です。

掲載絵図の引用元詳細

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