#007 グルメ・お土産-1

#007 ながさきとビワ #007 ながさきとビワ


⻑崎の代表的な瑞々しいフルーツ、ビワ。本ページでは、⻑崎のびわのストーリーから、お⼟産情報までご紹介します。

初夏に似合う 涼やかな⻑崎ビワ

【古来よりの薬効植物 ビワ】
ビワは、実や葉の形が楽器の琵琶に似ていることから、その名がついたとされています。中国の仏典 涅槃経では、実、種、葉などすべてに薬効がある「⼤薬王樹(だいやくおうじゅ)」と記され、ビ
ワの⽊があると、病⼈もその葉を求めて列をなしたと伝えられています。よく乾かした葉を煎じて⽤いるビワ茶は、咳⽌めなどの健康効果があるとして親しまれており、⻑崎の特産品の⼀つとしても親しまれています。

【⼤ぶりで瑞々しい、⻑崎ビワをご賞味あれ】
江⼾時代、⻑崎で⼥中奉公していた三浦シヲが、出島から実が⼤きくて果⾁の厚いビワの種を持ち帰り、⾃宅の庭にまいたのが⽇本の本格的なビワ栽培の始まりと⾔われています。このビワが⼀⼤産地茂⽊の原種となってから、⻑崎のビワ⽣産量は⽇本⼀を誇るまでになりました。春から初夏にかけて旬を迎えるビワは、瑞々しい上品な⽢さの果実のまま⾷べるのはもちろん、⼝あたりなめらかなビワゼリーで⾷べるのもオススメ。また、⼤⽟の新品種「なつたより」は、柔らかくジューシーで糖度も⾼く、⼀粒だけでも贅沢な味わいです。旬の時期、⻑崎市内では新鮮なビワはもちろん、ビワをたっぷり使⽤したスイーツやドリンクも満喫できます。また⻑崎銘菓 ビワゼリーなど、年中ビワを味わえる⻑崎らしいお⼟産品も是⾮ご賞味ください。

もう⼀つの⻑崎果実 ザボン

⻑崎ゆかりの果物をもう⼀つご紹介。⻑崎の諏訪神社のほど近く、⻄⼭神社には⽇本のザボンのルーツとなる元⽊があります。この元⽊は、1667年、唐船船⻑ 周九娘(シュウ・クロウ)から渡されたザボンの種⼦が境内で⾒事に育ったことから始まりました。元⽊の種⼦は、⻑崎から⽇本全国まで伝来し、ザボンを⽤いた菓⼦が⽣まれるきっかけとなりました。中国の蜜漬物の⼿法を⽤いて、ザボンの分厚い果⽪を砂糖で⽢く煮つめると、透明感のある宝⽯のような⻑崎銘菓「ザボン漬け」のできあがり。⾷感はまるでゼリーのよう、とろけるような⽢さの中にザボン特有のほろ苦さが感じられます。お茶請けのほか、ヨーグルトに⼊れて⾷べるのもオススメです。

-1

⻑崎銘菓 ザボン漬け

share

市民に聞いたとっておきの長崎

次に読みたい特集記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ