【Day1】「暮らし」と「らしさ」を実体験。凝縮した長崎に没入できる旅。-1

【Day1】「暮らし」と「らしさ」を実体験。凝縮した長崎に没入できる旅。 【Day1】「暮らし」と「らしさ」を実体験。凝縮した長崎に没入できる旅。

異国情緒がある長崎。周遊していると、いつの間にか中国や西洋の文化に囲まれていることがあります。特に中心部のエリアには、ぎゅっとコンパクトに多様な個性が生きているのです。そして、長崎に暮らす人々にとってそれは日常の風景。今回は、仲良し女子3人旅の御一行がこの地を訪れます。1泊2日で味わえる、バラエティ豊かな過ごし方をご案内します。

■2日目の記事はこちら→「【Day2】「暮らし」と「らしさ」を実体験。凝縮した長崎に没入できる旅。」

まずは腹ごしらえ。長崎和牛・出島ばらいろの贅沢グルメランチ

到着したらまず、美味しいランチでお腹を満たしたい!でも、やっぱり旅先ならではの土地のものを。そんな時、長崎市が誇るブランド牛「長崎和牛出島ばらいろ」を気軽に味わえる〈ミートスッキー〉がおすすめです。地元商店街で親しまれる精肉店が手がけた店で、とっておきのメニューが揃っています。

ー「長崎和牛・出島ばらいろ」って?ー

平成24年に開催された5年に一度の和牛のオリンピック「第10回全国和牛能力共進会」で、内閣総理大臣賞を受賞し日本一の称号を手にした「長崎和牛」。「出島ばらいろ」は、その中でも長崎市内の限られた農家だけが生産する貴重な極上ブランド牛です。最大の魅力は名前の由来になっているとおり、牛肉本来の鮮紅色(=バラの花の色)、バラ肉が厚いという点、そして何よりもお肉の旨み。「霜降り」だけに偏らず「赤肉」と霜降り」のバランスを追求した肉質、さっぱりとしたくちどけの中にしっかりと味わえる肉本来の旨み、その両方を追求しながら生産されているのが「出島ばらいろ」です。

【meat sukky眼鏡橋店】
TEL : 095-800-3135
長崎市銀屋町3-26
営:11:00~18:00(L.O.17:30)
休:木曜日
席:35席
駐車場:なし

手のひらで輝くステンドグラスプリン

長崎の観光名所・南山手にやってきました。このエリアは、異国情緒あふれる洋風な景観が迎え入れてくれます。賑やかなお土産通りの坂道を登っていくと、道ゆく人々の視線を集める看板が見えてきました。SNSでも話題の〈長崎南山手プリン〉です。美しい幻想的なステンドグラスを3種の果肉入りジュレで表現したプリンは、食べて美味しい!撮って可愛い!南山手の新・名物スイーツ。食後のデザートに、お土産に、手のひらサイズのステンドグラスはいかがですか?

【長崎 南山手プリン】
TEL : 095-895-8886
長崎県長崎市南山手町2-11
営:10:00-18:00
休:不定

ステンドグラスと光が織りなす美しさに没入

小さなステンドグラスを楽しんだ後は、南山手のランドマーク〈大浦天主堂〉にある“本物”もこの目で確かめておかないと。日本最古の教会建築は、国宝に指定されている歴史的価値のある建物です。また、世界文化遺産にも登録され、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとなっています。青空の下で映える白亜の教会や、奥にある旧羅典神学校の建物など、敷地内を散策するだけで異国の雰囲気たっぷり。特に3人の心を掴んだのは、教会の中で輝いていた神聖なステンドグラスの光。外側から見た窓の模様と、内側だと見える光が織りなす神秘的な模様とでは、全く異なる印象になるから不思議です。映し出される光の美しさは、時間帯によって表情を変えるため、この日この時に訪れた〈大浦天主堂〉のワンシーンを、特別な思い出として心に焼き付けて。

【大浦天主堂】
TEL : 095-823-2628
長崎市南山手町5−3
営:8:30~17:30
休:教会行事により休館する場合あり

触れる、彩る、ガラスの玩具

教会の芸術的なステンドグラスをじっくりと鑑賞していたら、きっと欲しくなるお土産。自分で作れたらもっと感動できるはず。〈グラスロード1571〉では、長崎のガラスの郷土玩具・ポッペンの絵付け体験で、楽しみながら思い出もお土産も作ることができます。

柄のない透明なポッペンの表面に、絵の具でオリジナルの模様をつけていきます。筆を取り始めたら会話も忘れて夢中になる3人。完成したら、「できたよ!」「見せて見せて!」「ここ失敗しちゃった〜」とわいわい盛り上がっています。美しいステンドグラスを五感で味わい、その後はまるで作家のように創作に没入。南山手のカラフルな想い出を、形にしてみませんか?

ガラス絵付け体験(10:30〜14:00)│前日までの要予約│1組最大15名まで│

【glass Road 1571】
TEL : 095-822-1571
長崎市南山手町2-11
営:10:30~14:00
休:不定休

海の幸なら、上手に賢く、まちの鮮魚店にお任せ

本日はゲストハウスに泊まります。長崎らしさをより深く味わうためにちょっとアレンジ。夜ご飯は、地元暮らしを感じる食材をテーマに、3人自ら調達!ゲストハウスへ向かう道すがら、繁華街やアーケードでお店を巡ります。例えば、飲食店も仕入れをする〈甲田鮮魚〉。長崎の海で獲れたものを中心に、新鮮かつ豊富な種類の魚が店頭に並びます。まちの鮮魚店での刺身のテイクアウトは、魚が美味しい長崎旅ならアリなんです。予算や好みに合わせて自由に見繕ってくれるというから、五島のクロマグロに長崎産のウチワエビまで、海の恵みをふんだんに盛り合わせた贅沢すぎる一皿に!賢く、ちょっぴり背伸びしたやり方で、羨ましすぎる長崎の特権を体験してみましょう。

【甲田鮮魚 銅座店】
TEL : 095-823-7170
長崎市銅座町15-1
営:7:00~17:00
休:日曜

坂のまち・長崎の、暮らしの温もりに触れる

〈甲田鮮魚〉の刺し盛りに加え、鯨専門店〈くらさき〉の「ながさき鯨カツ」、お弁当とおにぎり専門店〈茶の間〉のおにぎりをテイクアウト。全国でも有数の漁獲量を誇る長崎は、魚のおいしさが自慢。また縄文時代から始まる鯨食文化は、江戸時代、県下に豊かな漁場が点在ししたため深く根付きました。そして、昭和40年代に創業した〈かにや〉というお店がきっかけで定着した「夜のシメはおにぎり」の新しい文化。長崎の暮らしに入り混じる、さまざまな食文化を集めました。

改めて今回の宿〈長崎坂宿〉へ。場所は、坂のまち・長崎らしい斜面地を登り、細い路地の奥へと進んでいった先にあります。迷い込んだように小径を抜けていくと現れるのは、看板のない民家。〈長崎坂宿〉は、古くなった民家や空き家だった建物を宿としてゲストを招きます。一軒一軒丁寧に、建物や場所の個性に合わせてリノベーション・再生。そこに辿り着くまでの道のりも、窓から望める斜面地の夜景も、長崎にとっては当たり前な風景を体感できる宿なのです。「長崎の日常って、こんな感じなのかな?」。食卓に並べた「長崎ならではメシ」を囲んで語らえば、窓から漏れる宿の灯りが、いつの間にか日々の夜景の一部になって長崎の夜を照らしています。

【Hanare ​長崎坂宿 ハナレ】
長崎市高平町16-9
基本料金:7,000円〜
追加料金:清掃費用4,500円/回
最低宿泊日数:2泊〜
最大宿泊人数:6名
交通:長崎電気軌道「崇福寺駅」から徒歩10分
​駐車場:なし(崇福寺駅に有料駐車場)

予約はホームページより

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

長崎旅・2日目は、稲佐山方面へ

share

市民に聞いたとっておきの長崎

次に読みたい特集記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ