2025年日本金融学会秋季大会
日本金融学会
会長 福田 慎一 氏
【開催期間】2025年11月15日~2025年11月16日
【会場】長崎大学 片淵キャンパス
MICE
今大会の感想をお聞かせください
福田 慎一 氏
2025年11月15日から16日まで,日本金融学会秋季大会を長崎大学片淵キャンパスで開催しました。日本全国から250名を超える研究者が参加し,さらに海外からも10名以上の参加を得て,内外の金融の諸課題に関して,様々な角度から活発な議論が行われました。本大会では,60件の口頭発表に加え,5件の特別講演と1件の共通論題パネルディスカッションが行われました。とくに,特別講演では,預金保険機構の三井秀範理事長の招待講演に加えて,日本銀行長崎支店の伊藤真支店長や十八親和銀行の山川信彦頭取の招待講演が行われ,長崎県が抱える課題を含めて活発な議論が展開されました。参加者からは,きめ細かな大会運営に対して高い評価をいただき,大変嬉しく思っています。
MICE
今回の主な取り組みを教えてください
福田 慎一 氏
大会前日の14日には,日本金融学会の常任理事会および理事会を長崎県勤労福祉会館で開催し,学会の今後の運営方針を議論すると同時に,今回の長崎市での大会のような地方での開催を今後も強化していることが確認されました。また,大会初日の15日には,東京大学金融教育研究センターと共催で韓国金融学会との交流事業を開催するなど,日本金融学会秋季大会を通じてさまざまな国際交流も行うことができました。
さらに,大会2日目の16日に特別講演を行っていただいた日本銀行長崎支店の伊藤真支店長や十八親和銀行の山川信彦頭取とは,今回の招待講演の内容やそれを踏まえた共通論題パネルディスカッションの内容に関して,事前に何度も長崎市内およびオンラインでお打合せを行い,長崎県が抱える課題に関して活発な議論が展開できるように事前準備を行いました。このように事前準備を入念に行った結果,大会の招待講演や共通論題パネルディスカッションに際して,参加者から大変高い評価を受けることができました。
MICE
今後、長崎での会議の誘致や開催を予定されている方にメッセージをお願いします
福田 慎一 氏
長崎で日本金融学会の全国大会が開催されるのは,1993年に引き続き,今回で2回目です。2022年の西九州新幹線開業を皮切りに,長崎駅周辺は100年に1度の大規模な再開発が行われ,大きく変貌した直後の長崎の街並みを全国の方にご覧いただく絶好の機会と考え,2025年の秋季大会を誘致しました。本大会には300名近くの研究者が内外から参加しましたので,地域経済への波及効果も大きく,長崎に誘致した意義は大きかったと思います。
大会を長崎に誘致する際に検討しなければならないことの1つに,宿泊施設の確保が挙げられます。本大会の開催中に長崎平和ハーフマラソンが開催された影響等で,大会参加者の中にはホテルの確保に苦労された方々もいらっしゃいました。大規模な大会を開催する際の宿泊施設に関する課題は,必ずしも長崎市に限った問題ではございませんが,地方都市で開催する場合に常に大きな課題となるかと思います。
最後に,大会開催に際して長崎国際観光コンベンション協会から支援をいただきました。記して謝意を表します。