第21回日本中性子捕捉療法学会学術大会
第21回日本中性子捕捉療法学会学術大会
大会長 益谷 美都子 氏
【開催期間】2025年7月25日~2025年7月26日
【会場】長崎大学 医学部 記念講堂・良順会館
MICE
今大会の感想をお聞かせください
益谷 美都子 氏
この度は「第21回日本中性子捕捉療法学会」を長崎の地で開催できましたこと、まずはご参加いただいた皆様、そしてご支援いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
真夏の厳しい暑さの中、国内外から予想を大幅に上回る約300名の方々にご参加いただき、盛会のうちに幕を閉じることができました。
特に、中国、台湾、イタリアなど海外からの研究者の皆様をお迎えし、国際色豊かな学術交流が実現できたことは大きな喜びです。大会テーマ「Expanding Horizons for NCT」が示す通り、臨床医と基礎研究者が一堂に会し活発な議論を交わす姿は、まさに本学会が目指す理想の形でした。
また、初日の夜には長崎大学の学生の皆様による龍踊が披露されました。勇壮な龍が躍動的に舞う圧巻の演舞は海外からの参加者をはじめ皆様を魅了し、長崎ならでは「もってこい」の掛け声をはじめ、祭りの雰囲気を味わっていただき、参加者が一緒に参加することで学術大会にとっても大いにプラスになりました。
MICE
今回の主な取り組みを教えてください
益谷 美都子 氏
本学会は中性子捕捉療法というがんの治療法について、年一回学術大会を行っております。
臨床応用が進む本治療法の未来を拓くためには、多様な専門性を持つ研究者の知見が不可欠です。
そこで、物理学、化学、生物学といった基礎的分野と臨床医学の専門家が、垣根なく意見を交換できるようなプログラム編成を心がけました。
また、本学会は21回目にして初の九州地区開催であり、この地域における中性子捕捉療法の認知度向上と普及を目標の一つとして準備を進めてまいりました。
また、市民の皆様にも本治療法への理解を深めていただくべく、市民公開講座を開催し、社会への情報発信にも努めました。
MICE
今後、長崎での会議の誘致や開催を予定されている方にメッセージをお願いします
益谷 美都子 氏
長崎は、かつて世界への窓口として多様な文化を受け入れ、困難な歴史を乗り越え平和のメッセージを発信し続けてきた街です。
この地が持つ和華蘭文化、距離も近いアジアとの交流の歴史からなる独特の雰囲気は、参加者の心を開き、未来志向の議論を深めるための素晴らしい触媒となります。
特に、長崎伝統の龍踊のような文化に触れる機会は、参加者の満足度を大いに高め、イベントを記憶に残るものにしてくれます。
歴史と未来、そして文化が交差するこの街は、参加者に深い感銘とインスピレーションを与えてくれるはずです。皆様もぜひ、この素晴らしい地での大会開催をご検討ください。