第51回日本保健医療社会学会大会

第51回日本保健社会学会大会事務局
大会長 平野 裕子 氏

(長崎大学生命医科学域 教授)

【開催期間】2025年5月24日~2025年5月25日
【会場】長崎大学医歯薬学総合教育研究棟

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今大会の感想をお聞かせください

平野 裕子氏

平野 裕子氏

日本保健医療社会学会は、会員数700名余と比較的小規模ながら、保健医療福祉と社会科学の学際領域を網羅する、わが国で最も歴史のある学会の一つです。
また、研究者による学術的発表のみならず、心身の病気や社会的な課題を抱えながら生きる「当事者」が登壇し、研究者との対話を通してともに解決策を探るRound Table Discussionというプログラムがあるのも特徴です。
第51回大会(年次学術集会)では、「Health and Medical Sociology in Motion: 越境をさぐる」というテーマの下に開催されました。
テーマに由来してか、外国籍の方や海外からの参加者がこれまでになく多く、例年の倍以上の数のRound Table Discussionの申し込みがあり、文字通り国境や学問分野を越えた、和気藹々とした大会になりました。

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今回の主な取り組みを教えてください

平野 裕子氏

平野 裕子氏

本大会は、近代・現代医学史に関する貴重資料を保管するミュージアムや、原爆遺構等がある長崎大学坂本キャンパスにおいて開催されました。このため、キャンパス自体を観光資源として、参加者に紹介することができました。
キャンパス内の見どころを記した絵地図を参加者全員に配布したところ、学会の合間に足を運ばれた方が多くいらっしゃいました。2日目は、本学の学生自らが学内ツアーを組んで案内役を引き受けてくれ、参加者に喜んでいただきました。

また、長崎大学経済学部山口純哉ゼミのみなさんに会場内での出展をお願いし、長崎をモチーフとした物品を中心に販売をしてもらいました。山口ゼミでは、就労継続支援B型作業所等の物品を取り扱っており、保健医療福祉に関心のある本大会の参加者には、このような学生の活動は評判が高かったようです。お金をかけなくとも、学内における様々な資源を有効に活用することは、大会を成功させる一つのカギかもしれません。
 

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今後、長崎での会議の誘致や開催を予定されている方にメッセージをお願いします

平野 裕子氏

平野 裕子氏

観光都市長崎市のブランドは世界的につとに知られ、学会参加のついでに観光を希望する参加者も少なくありません。本大会は、スケジュールが2日間みっちりと組まれていたので、観光する時間をとることができない参加者もいらっしゃいました。このため、長崎大学生協と連携して、会場内で物品販売を行い、長崎カステラ等のお土産や、長崎に関する書籍を販売しました。
また、ちゃんぽんやハトシなど、長崎の郷土料理を入れたお弁当は、ちゃんぽんを食べに行く時間のない参加者にとても喜ばれました(ただし、お弁当に関しては、フードロスを防ぐため、売れ残った時の処理をどうするかはあらかじめ決めておく必要があると思います)。
参加者の中には「今回初めて長崎に来たけれども、学内ツアーだけでも見どころがあると分かった。今度改めてゆっくり長崎に来ます」とおっしゃる方が多かったようです。長崎に繰り返して足を運んでいただけるようなきっかけをつくる大会運営をすることもまた大切だと思われます。

 

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