2026年8月 マンスリーレポート
長崎の観光の「いま」をお知らせする「DMO NAGASAKI MONTHLY REPORT」を公開。
「おでかけウォッチャー」のスマートフォンのGPS位置情報をもとに長崎市への国内訪問客数の動向をお伝えします。
1.訪問客数
8月の国内から長崎市への訪問客数は884,679人であった。前月比129.2%、前年同月比89.4%と、前年より1割減少している。
7月(95.7%)に続き2か月連続の前年割れで、下げ幅は今年いちばん大きくなった。訪問客数が最も多かった日は、8月14日(金)で、お盆休みであった。
2.訪問地分析(どこに来ているか)
8月に国内訪問客が足を運んだ長崎市内の観光スポットは、以下の順であった。
1位:JR長崎駅・長崎市総合観光案内所
2位:アミュプラザ長崎 JR長崎駅ビル
3位:長崎スタジアムシティ
4位:ゆめタウン夢彩都(建物内)
5位:みらい長崎ココウォーク
6位:新地町(新地中華街商店街)
7位:グラバー園
8位:出島
9位:平和公園_平和祈念像
10位:大波止ターミナル
3.発地分析(どこから来ているか)
訪問客の居住地は、九州・沖縄エリアが59.8%を占める。
主要3都市の前年同月比では、東京都 97.6%、大阪府 86.9%、福岡県 95.4%となった。
今月のトピック【熊本地震は長崎の観光にどう響いたか】
8月の来訪者数は884,679人でした。前月比129.2%、前年同月比89.4%(▲10.6%)となり、7月(95.7%)に続いて2か月連続で前年を下回りました。前年同月比の下げ幅は、今年に入って最も大きくなっています。
訪問客数の動きに変化が見られたのが、7月28日に発生した令和8年熊本地震の前後です。7月28日~8月31日の訪問客数は前年同期比▲11.4%となり、地震前の7月1日~27日(▲3.3%)と比べて下げ幅が拡大しました。
熊本地震後の訪問者数推移(週別・前年比)
| 期間 | 前年比 |
|---|---|
| (参考)地震前の週 7/21〜7/27 | ▲15.4% |
| 1週目 7/28〜8/3 | ▲16.3% |
| 2週目 8/4〜8/10 | ▲19.7% |
| 3週目 8/11〜8/17 | ▲13.4% |
| 4週目 8/18〜8/24 | ▲1.8% |
| 5週目 8/25〜8/31 | ▲1.9% |
落ち込みが最も大きかったのは2週目で、その後は徐々に持ち直しています。お盆明けの4週目にはほぼ前年並みとなっています。
さらに、訪問客の発地を九州内・九州外に分けて見ると、九州外からの訪問客の減少がより大きかったことがわかります。
発地別の訪問者数前年比
| 発地 | 地震前(日平均・前年比) | 地震後(日平均・前年比) |
|---|---|---|
| 九州発 | ▲4.1% | ▲8.9% |
| 九州外発 | ▲3.8% | ▲13.2% |
地震前は九州内・九州外ともに▲4%前後と、ほぼ同じ水準で推移していました。一方、地震後は九州外からの訪問客が▲13.2%となり、九州発(▲8.9%)よりも大きく減少しました。長崎県では人的被害が確認されていなかったものの、遠方の旅行者ほど「九州で大きな地震が発生した」という情報を受け、旅行を見合わせたり、行き先を変更したりした可能性があります。
日別に見ると、8月29日(土)はV・ファーレン長崎対FC東京のホームゲームが開催され、東京都からの訪問客は平常時の土曜日より大きく伸びました。
九州外からの来訪が全体として落ち込むなか、この日は遠方から多くの人が長崎を訪れており、スポーツイベントが来訪を後押しした可能性がうかがえます。
DMO NAGASAKIの取組み
王位戦第4局の誘致・開催
8月18日(火)・19日(水)、「伊藤園お~いお茶杯 第67期王位戦」七番勝負の第4局が、ガーデンテラス長崎ホテル&リゾートで開催されました。藤井聡太王位と伊藤匠二冠による対局です。県内での王位戦の開催は2012年以来14年ぶりとなります。
今回の開催は、長崎市、長崎商工会議所、日本将棋連盟長崎県支部連合会、DMO NAGASAKIなどでつくる「第67期王位戦第4局誘致推進実行委員会」が誘致を進めて実現しました。
対局では、長崎の食文化を全国に発信する機会として、「勝負メシ」「勝負スイーツ」「勝負ドリンク」の計31品を用意しました。ちゃんぽん、卓袱料理、角煮などの長崎名物や、カステラ、ミルクセーキなど砂糖文化を感じさせるスイーツがそろっています。おやつには、藤井王位が「桃かすてら・こもも」を、伊藤二冠が「紅白かすていら壽」を選び、テレビなどで紹介されました。
これらのメニューは「長崎勝負めし」として、市内の飲食店などで2027年3月31日まで提供しています。対局の話題性を一過性で終わらせず、継続的な来訪につなげる取組みです。
■今後の取組み予定
長崎市では、冬の閑散期の誘客と宿泊の促進に向けて、「ながさき魚旅宿泊キャンペーン」を実施します。DMO NAGASAKIは、本キャンペーンの広告・プロモーションを担当しています。いつ訪れても旬の魚が味わえる長崎市の魅力を打ち出すキャンペーンです。温かいだしに新鮮な刺身をさっとくぐらせて味わう「ながさき刺しゃぶ」をはじめ、四季折々の魚料理を楽しみながら、ゆっくり泊まる旅を提案します。
- キャンペーン期間:令和8年12月1日(火)〜令和9年1月31日(日)の宿泊
- 内容:対象の宿泊施設に泊まった方に、3,000円分のPayPay商品券をお渡しします(宿泊料金が発生する方1名・1泊につき1枚)。商品券は「さしみシティ」賛同店舗のうち80店舗で使えます。
- 対象:先着1万名(なくなり次第終了)
- 参加方法:プラン名に「ながさき魚旅宿泊キャンペーン」とある対象プランを予約し、チェックイン時に宿泊施設で商品券を受け取ります。1泊から対象です。
- 予約開始:2026年10月1日から各宿泊施設で販売開始
- 商品券の利用期限:2027年2月1日まで
- 「九州ふっこう応援割」との併用も可能です。
詳しくは、ながさき魚旅宿泊キャンペーン特設サイトをご覧ください。
長崎市内で行われた催事
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今後の催事予定(直近2ヶ月)
注釈
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