関連遺産
全国にある明治日本の産業革命遺産
萩反射炉

恵比寿寿ケ鼻造船所跡

大板山たたら製鉄遺跡

萩城下町

松下村塾

旧集成館

寺山炭釜跡

関吉の疎水溝

旧集成館機械工場

旧鹿児島紡績所技師館
韮山反射炉
耐火レンガに覆われ実働した幕末の反射炉
アヘン戦争(1840年~1842年)などを受け、欧米列強に対抗する海防用の鉄製大砲鋳造のため、韮山代官江川太郎左衛門英龍により建設された。1854年着工、1857年完成。実際に稼働した幕末の反射炉として国内で唯一現存する。連双式2基(4炉)からなり、それぞれ石製の基礎上に築かれ、炉の内部は耐火レンガで囲われている。建設にあたっては西洋の書物を基に日本の伝統技術が援用されたほか、佐賀藩との技術交流も重要な役割を果たした。稼働当時、周辺には大砲生産の工程を担う様々な建物が存在し、その一帯は史跡として指定され、構成資産に含む。また、その一つである錐台(すいだい)小屋(水車を動力として砲身の内側をくり抜く作業場)に水を供給していた河川は、現在も反射炉に隣接しており、その一部を構成資産に含む。
■所在地:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
■TEL:055-949-3450(韮山反射炉管理事務所)
■アクセス:東名高速沼津ICから国道136号下田方面へ約30分、伊豆箱根鉄道駿豆線伊豆長岡駅から徒歩約20分、タクシー約5分
耐火レンガに覆われ実働した幕末の反射炉
アヘン戦争(1840年~1842年)などを受け、欧米列強に対抗する海防用の鉄製大砲鋳造のため、韮山代官江川太郎左衛門英龍により建設された。1854年着工、1857年完成。実際に稼働した幕末の反射炉として国内で唯一現存する。連双式2基(4炉)からなり、それぞれ石製の基礎上に築かれ、炉の内部は耐火レンガで囲われている。建設にあたっては西洋の書物を基に日本の伝統技術が援用されたほか、佐賀藩との技術交流も重要な役割を果たした。稼働当時、周辺には大砲生産の工程を担う様々な建物が存在し、その一帯は史跡として指定され、構成資産に含む。また、その一つである錐台(すいだい)小屋(水車を動力として砲身の内側をくり抜く作業場)に水を供給していた河川は、現在も反射炉に隣接しており、その一部を構成資産に含む。
■所在地:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
■TEL:055-949-3450(韮山反射炉管理事務所)
■アクセス:東名高速沼津ICから国道136号下田方面へ約30分、伊豆箱根鉄道駿豆線伊豆長岡駅から徒歩約20分、タクシー約5分
橋野高炉跡及び関連遺跡
鉄の連続生産に成功した現存する日本最古の洋式高炉跡
盛岡藩士大島高任の指導により、鉄鉱石を使った西洋式の高炉技術を導入し、鉄の連続生産に成功した証拠を示すもので、高炉場跡の3つの高炉跡のほか鉄鉱石の採掘場跡、運搬路跡など関連遺跡が存在し、当時は総称して橋野鉄鋼山と呼ばれた。橋野高炉跡及び関連遺跡は西南雄藩を中心とした西洋技術の導入と強いつながりを持ち、後の八幡製鐵所の完成に至る近代製鉄の流れの発端となっている。
■所在地:岩手県釜石市橋野町第2地割15番
■TEL:0193-22-2111(釜石市総務企画部 世界遺産登録推進室)、0193-22-8835(釜石市教育委員会事務局生涯学習スポーツ課)
■アクセス:JR釜石駅より車で50分※運搬路跡と採掘場跡は、一般公開していません。
鉄の連続生産に成功した現存する日本最古の洋式高炉跡
盛岡藩士大島高任の指導により、鉄鉱石を使った西洋式の高炉技術を導入し、鉄の連続生産に成功した証拠を示すもので、高炉場跡の3つの高炉跡のほか鉄鉱石の採掘場跡、運搬路跡など関連遺跡が存在し、当時は総称して橋野鉄鋼山と呼ばれた。橋野高炉跡及び関連遺跡は西南雄藩を中心とした西洋技術の導入と強いつながりを持ち、後の八幡製鐵所の完成に至る近代製鉄の流れの発端となっている。
■所在地:岩手県釜石市橋野町第2地割15番
■TEL:0193-22-2111(釜石市総務企画部 世界遺産登録推進室)、0193-22-8835(釜石市教育委員会事務局生涯学習スポーツ課)
■アクセス:JR釜石駅より車で50分※運搬路跡と採掘場跡は、一般公開していません。
三重津海軍所跡
伝統技術を駆使した日本最古のドライドック
三重津海軍所は、佐賀藩が長崎海軍伝習所で得た西洋技術に関する情報を基に、海軍の人材育成及び西洋の船舶技術の獲得と実践を行う拠点として、1858年に設置された。ここでは、国産初の実用蒸気船「凌風丸(りょうふうまる)」の建造が行われる等、産業国家日本の確立にいたる初期及び発展期において船舶関連技術の発展に大きな影響を与えた重要な資産であり、西洋技術と日本の伝統技術の高度な融合により構築された国内最古のドライドックが地下遺構として現存する。
■所在地:佐賀県佐賀市川副町・諸富町
■TEL:0952-40-7105(佐賀市企画調整部都市デザイン課)、0952-40-7363(佐賀市教育委員会文化振興課世界遺産調査室)
■アクセス:JR佐賀駅バスセンターから佐賀市市営バス諸富・早津江線にて30分、 佐野常民記念館入口バス停下車、徒歩で6分。長崎自動車道佐賀大和ICより車で40分
伝統技術を駆使した日本最古のドライドック
三重津海軍所は、佐賀藩が長崎海軍伝習所で得た西洋技術に関する情報を基に、海軍の人材育成及び西洋の船舶技術の獲得と実践を行う拠点として、1858年に設置された。ここでは、国産初の実用蒸気船「凌風丸(りょうふうまる)」の建造が行われる等、産業国家日本の確立にいたる初期及び発展期において船舶関連技術の発展に大きな影響を与えた重要な資産であり、西洋技術と日本の伝統技術の高度な融合により構築された国内最古のドライドックが地下遺構として現存する。
■所在地:佐賀県佐賀市川副町・諸富町
■TEL:0952-40-7105(佐賀市企画調整部都市デザイン課)、0952-40-7363(佐賀市教育委員会文化振興課世界遺産調査室)
■アクセス:JR佐賀駅バスセンターから佐賀市市営バス諸富・早津江線にて30分、 佐野常民記念館入口バス停下車、徒歩で6分。長崎自動車道佐賀大和ICより車で40分

三池炭鉱宮の原坑

三池炭鉱万田坑

三池炭鉱専用鉄道敷跡

三池港

三角西(旧)港

八幡製鉄所 旧本事務所

八幡製鉄所 修繕工場

八幡製鉄所 旧鍛冶工場

八幡製鉄所 遠賀川水源地ポンプ室