第51回日本歯科麻酔学会総会•学術集会、第14回アジア歯科麻酔学会連合学術大会

長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 医療科学専攻
歯科麻酔学分野 主任教授
鮎瀬 卓郎 氏


【開催期間】2023年10月6日~2023年10月8日
【会場】出島メッセ長崎
【現地参加者数】約1400名


 

 

今大会の感想をお聞かせください

鮎瀬卓郎氏

鮎瀬卓郎氏

2023年10月6日(金)から8日(日)の3日間、出島メッセ長崎で「第51回日本歯科麻酔学会総会•学術集会、および第14回アジア歯科麻酔学会連合学術大会」を開催いたしました。会期中は、現地に1,400名を超える參加者と会期後のオンデマンド視聴により2,200名を超える方が参加。また、海外からは50名以上の参加者もあり、お陰様でたいへん賑やかな学術集会となりました。
本学会は、昨年50周年を迎えて新たなスタ一卜を切ったことから、「次の50年へ〜共感と信頼」というテーマに沿って運営しました。COVID-19が5類に移行し、数年ぶりにマスク着用を個人の判断に委ねる感染対策下での対面での開催となり、現地参加者にとっては、Face to faceで議論を交わせる本来の会議運営の良さも堪能頂けたことと思います。
最終日は雨模様でしたが、直前に発生した台風も長崎を避けた進路をとり、秋晴れの中、順調な運営ができました。參加者からは、「こんなに明るく開放感 があって、移動も楽な会場は初めてです」とか「新幹線・在来線の駅に直結している素晴らしい施設ですね!」など、地の利が十分に活かされた新施設を高く評価する声も多く頂きました。
また、本学術集会では、日本歯科麻酔学会の会員のみならず、複数の他学会から大変多くの参加登録を頂き、過去最高の参加者数を記録することが出来ました。会員の皆様、関係学会の皆様、そして本学術集会運営に協力して頂いた、長崎国際観光コンベンション協会、出島メッセ長崎をはじめとする、関係者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

今回の主な取り組みを教えてください

鮎瀬卓郎氏

鮎瀬卓郎氏

第51回日本歯科麻酔学会総会•学術集会は、約3年前に長崎での開催が決まりましたが、私自身が事務局長であった26年前の学会以来の開催になりました。26年前に、長崎で初めて開催された学会の雰囲気とグラバー園での懇親会の驚きを超えるには何をすべきか、学会大会長をお引き受けしたときから迷っていました。そして出した結論が、26年前と同じ様に長崎くんちに合せて開催し、2日間、グラパー園でパーティーを実施、かつ、学術的に最高のコンテンツを提供して、国際化を推進することに決めました。また、各国のお客様とは早朝の長崎港周辺のコースで、国際Fun Run&Walkでも親睦を深めることが出来、昼休みには、フードコートとして、参加者に無料で長崎の名産を楽しんで頂きました。
関係者各位の多大なるご協力により、大会長の無謀とも思われる、この時期に学会を開催するという企画の実現に取り組んできました。
この場をお借りし、実現のために力を貸して下さった、 全ての関係者、参加者の皆様に心より御礼を申し上げたいと思います。

 

 

今後、長崎での会議の誘致や開催を予定されている方にメッセージをお願いします

鮎瀬卓郎氏

鮎瀬卓郎氏

大会の参加者人数、学術集会の規模、対面およびハイブリッド形式、プログラム内容に応じた、大会長の意向と特色を出せる会場であり、九州でも類を見ない素敵な会場で学術集会が開催できました。学術集会の主催者、運営事務局、出島メッセ、一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会等、宿泊ホテル等の全てのメンバ一が、思いを一つにして、“おもてなし”を届ける連携努力が大会の成功に繫がるものと考えます。

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