江戸中期、現在の一の鳥居前の3段ある階段から次の鳥居までは
「小橋」という橋だったのだ。しかもその形跡が残されているとのこと。
えっ? どこに! と周囲をよくよく見てみると橋の欄干跡がある。
その下をのぞいてみると、流れてはいないようだが水が通っている!
これは江戸時代の参拝風景が浮かんでくる貴重な遺構。参拝する時は
注意して見てみよう!
もっと詳しく知ろう! 諏訪神社
一の鳥居前に橋の欄干発見!

橋の欄干が左奥にあるのがわかる
境内に点在する願掛け狛犬
拝殿裏手には珍しい願掛け狛犬が点在している。
脚にこよりを結び祈願する「止め事成就狛犬」は禁酒、禁煙、受験の
すべり止めに効果絶大。
この井戸の水でお金を洗うと倍増するといわれ、さらに安産にも効くと
伝えられるのは「高麗犬井(こまいぬいど)」だ。
昔遊女達が、海が荒れて船乗りにもう一晩泊まってもらうことを願ったと
伝えられている「願掛け狛犬」は願かけるときに狛犬が置かれた石を廻す。
頭の皿に水を掛けて祈願するので、いつもぬれている「カッパ狛犬」。
心のトゲを抜いてくれるのは少々恐い形相の「トゲ抜き狛犬」。
社務所で配付している詳しい解説が書かれた案内図を手に、
ぜひ一廻りして祈願してみよう。

受験生は止め事成就狛犬にも祈願しよう 遊女達も祈願した願掛け狛犬