歴史文化展示ゾーンでは、時代に沿ってテーマを設け、ポルトガル、
朝鮮、中国、オランダとの交流の歴史を模型や美術品など豊富な資料で
紹介している。
その中に海外との貿易により豊かな生活を送っていた長崎の町人が
暮らした町屋の一部が再現されていて、当時の暮らしを垣間見ることが
できる。
正月の年始まわりや雛祭り、端午の節句、くんちなど年に数回
季節に応じた展示がされる。
もっと詳しく知ろう! 長崎歴史文化博物館
江戸時代の町人の生活を実感
遊び心満載!体験、体感する展示ゾーン
館内には、至る所にパネルが設けられ、CGやアニメーションで
史実を再現。唐通事が唐人屋敷の中を案内したり、現代のニュース番組風に
コメンテーター付きで歴史の事件を伝えたり、資料に関するクイズが
あったりと、いろんな技術を取り入れて見せ方を工夫している。
歴史が苦手な人でも遊びながら楽しく長崎の歴史が学べる。
展示品を黙って見るだけじゃなく体験してみよう。
テレビや映画で見たお白洲の光景を目撃
奉行所を復元した建物そのものも展示物である長崎奉行所ゾーンの注目は
お白洲。
土・日・祝日には、密貿易者や漂流民を取り調べている場面を
ボランティアによる寸劇で再現している。
上演時間はおよそ10分。
また、罪人が座る場所に敷き詰められた砂利には、敷地内から
発掘された玉砂利が混ぜられているとか。
開始時間 10:00,11:00,12:00,14:00,15:00,16:00
(都合により変更になることもあります。)
3Dガイダンスシアターで見る長崎奉行の一年
俳優の風間杜夫さんが演じる長崎奉行遠山左衛門尉景晋
(遠山の金さんのお父さん)の1年を迫力ある3D映像で紹介。
江戸からやってきた奉行にとって長崎はまるで異国の地であり、
多彩な仕事をこなす多忙な日々の連続。 長崎くんちではじまり、
長崎くんちに終わる長崎奉行の仕事を外国使節を応接する場面などを
盛り込み、四季折々の長崎の風景とともに描き出す。
長崎ゆかりの伝統工芸を見て、触れて、体感する
伝統工芸体験工房では、長崎の伝統工芸職人による実演の見学と
「銀細工」・「現川焼」・「長崎刺繍」・「染」・「ステンドグラス」の
製作が体験できる。
体験できるメニューは日によって異なるが、海外との交流で独特の
発展をとげた長崎の工芸品にふれるチャンス。