当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
同意する坂本国際墓地は大浦国際墓地がいっぱいになってしまったので明治21年(1888)に開かれた、長崎では一番新しい国際墓地です。ここには長崎に長い間に渡って滞在した外国人夫婦や子どもなど家族が多く眠り、落ち着いた雰囲気が感じられます。
電車道から向かって右手が最初にできた坂本国際墓地で、入口には自らも原爆の後遺症に苦しみながらも被爆者の救護に力を注ぎ、全世界に平和を訴え続けた敬虔なクリスチャンである永井隆博士夫妻の墓があります。
現在の長崎には多くの、それも多国籍の異国人が住んでいたという形跡は残念ながら少ないですが、この場所には多くの異国人が長崎に足を踏み入れ、あるいは数十年もとどまり、長崎に多くの異文化の息吹きを吹き込んだという揺るぎない事実が残されています。