旧香港上海銀行長崎支店

東山手・南山手
長崎居留地と国際航路
国指定重要文化財
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 香港上海銀行は、横浜、神戸支店に続いて1896年に長崎支店を開設しました。外国銀行の、長崎支店第一号です。この建物は、明治昭和初期(19世紀後半~20世紀前半)にかけて日本の国内外で活躍した異色の建築家、下田太郎(しもだきくたろう)が設計した建物であり、1904年に完成しました。

長崎市の洋館群の中では最も大きい建物の一つです。1階部分を連続アーチのアーケードとして、2・3階部分にコリント式の円柱を通した大オーダーとし、その上に三角破風(はふ)の屋根をのせるなど、海側の正面性を重視したデザインとなっています。正面(ファサード)の吹き放ち部分は石造で、これより後方は煉瓦造、外壁は石張りの腰から上部をモルタルで仕上げ、全体を石造風に見せています。

 このように重厚で端正な外観のこの建物は、旧外国人居留地の海岸通りや南山手地区の景観を保つうえでの重要な要素にもなっています。

文化財情報

指定区分 国指定重要文化財
指定年月日 平成2年3月19日
所在地 長崎市松が枝町4‐27
所有者 長崎市
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