ながさきしれきしみんぞくしりょうかん 長崎市歴史民俗資料館

長崎原爆資料館に隣接し、長崎の考古資料、民俗資料を中心に展示する資料館

海外交流で栄えた長崎市には、海外文化の影響を色濃く受けた特有の風俗習慣や年中行事が伝承されています。長崎市歴史民俗資料館は、これらの民俗資料や歴史資料を数多く所蔵しています。
発掘された石器や土器などの考古資料に農機具や郷土玩具といった民俗資料の他、長崎にゆかりのある中国、ポルトガル、オランダ関係の資料も展示されています。
中でも、江戸時代後期に作られた長崎刺繍は目を見張る美しさで、いちおしの展示物です。
体験学習室では資料を単に見るだけでなく、実際に触ったり使ったりすることができ、まさに、長崎の歴史を肌で感じることが出来ます。
長崎原爆資料館そばの平和会館内にあります。和・華・蘭の文化が融合し華開いた長崎独自の歴史、文化に是非触れてください。

エリア
長崎市中心市街地エリア(平和公園・稲佐山・グラバー園など)
カテゴリー
歴史・文化財 博物館・資料館・美術館
旅のテーマ
和華蘭文化にふれる

もっと詳しく知ろう! 長崎市歴史民俗資料館

  • 当時の「長崎くんち」の様子が判る!-0

    17世紀後半の長崎を描いた『寛文長崎図屏風』

    当時の「長崎くんち」の様子が判る!

    1階で特に注目したいのは、ポルトガル人によってもたらされたクルスなどのキリシタン遺物や、オランダ人から輸入された西洋陶器など、長崎の有力者の私邸から近年発掘された当時の暮らしぶりがわかる高価な展示品です。

    また、17世紀後半の長崎の町並みと秋祭り「長崎くんち」の様子が描かれている『寛文長崎図屏風』(かんぶんながさきずびょうぶ)も見ものです。
    当時の長崎の地形や貿易の様子、祭り、習慣、貿易によってもたらされた長崎人の暮らしが理解できるのはもちろん、当時の町名など場所が把握できる分、展示された品々が点と点で結ばれ、長崎が歩んできた歴史が1本の線になるような感覚で理解することができます。

  • 南蛮屏風に描かれた犬?-1

    ポルトガル船入港の様子が描かれた南蛮屏風

    南蛮屏風に描かれた犬?

    室町後期から江戸時代を通じて武家の御用絵師として繁栄した狩野派(かのうは)の画家が1591年に描いた『南蛮屏風』には、出島にポルトガル船が入港した様子が描かれています。
    ポルトガル人や宣教師、使用人の南方人、輸入した獣の毛皮が吊るされた部屋、“オランダ行き”と呼ばれた遊女と共に繰り広げられた酒宴の様子などなど、当時の様子が事細かに描かれとても興味深いものです。そしてその中には、西洋の犬の姿もチラリホラリ! 
    開港から20年、ポルトガル貿易時代に早くも犬が日本へやって来ていたことが確認できます。

基本情報

住所 〒852-8117 長崎県長崎市平野町7番8号(長崎市平和会館内)
電話番号 095-847-9245
FAX番号 095-847-9245
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休日 月曜日・年末年始(12月29日から1月3日)
料金 無料
交通アクセス 路面電車/「原爆資料館」電停下車、徒歩約5分
バス/「浜口町」バス停下車、徒歩約5分
駐車場 有料 83台(普通車:71台 バス:12台)
リンクURL 長崎市公式サイト
長崎平和施設管理グループ 長崎市原爆資料館・長崎市平和会館公式サイト
長崎県歴史・文化ポータルサイト ながさき歴史・文化ネット
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