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唐人屋敷跡

今も四つのお堂が残る館内町・唐人屋敷跡

寛永12年(1635)から中国との貿易を独占的に行っていた長崎港。来航した唐人(中国人)達は、はじめ長崎市中に散宿していたが、密貿易が増加したため幕府は元禄2年(1689)、鎖国後の出島と同じように、唐人達を収容する唐人屋敷を建設した。現在は四堂のみが修復改築され残されている。

日本人で唐人屋敷に出入りを許されていたのは遊女と僧侶だけだったが、唐人達は唐寺などへ出掛けていたので、長崎人と交流する機会は多かったらしい。

当時の中国からの輸入品はというと、生糸などの織物や、砂糖、薬品、香料、金属、書籍などなど。しかし、最大の輸入品は中国文化だろう。長崎を代表する行事や芸能“精霊流し”“ペーロン”“龍踊り”は、どれも唐人屋敷の中国人達が長崎に運んできた風習の名残。時代を越え今に息づく偉大な輸入品だった。

市指定史跡:旧唐人屋敷内土神堂
市指定史跡:旧唐人屋敷内土神堂

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INFORMATION

  • 駐車場:周辺駐車場を利用
  • アクセス:築町電停から徒歩約8分。長崎新地ターミナル(バス終点)から徒歩約8分。
    路面電車/長崎駅前電停から正覚寺下行きに乗車し、築町電停まで約8分。
    長崎バス/長崎駅前南口バス停から長崎新地ターミナル行きに乗車し、終点長崎新地ターミナルまで約10分。
    車/長崎駅前から約8分。
  • 住所:長崎市館内町
  • 電話番号備考:長崎市まちづくり推進室
  • 電話番号:095-829-1272
  • URL:長崎・唐人屋敷 オフィシャルサイト

おすすめアプローチ

外国人居留地跡から唐人屋敷跡へ
 長崎の町を散策しようとすると小高い山の上り下り、これにつきる。しかし、少し足を伸ばしただけで、全く違う文化が息づいた町へとつながっているからオモシロイ! 開国以降、外国人居留地として栄えた東山手の丘の高台には、「ここまでが居留地」という境目を示す居留地境の碑が立っている。この周辺はかつてプロテスタントの教会が建ち、全国に先駆けて創設されたミッションスクールが今なお残る場所だ。しかし、居留地境の碑から逆方向へ坂を下ると、そこは時代を遡ること約170年前、唐人達が住んだ唐人屋敷へと続くのだ。東山手を散策後は、ぜひ居留地境の碑から市街地方面へと続く石段を通り館内町へとアプローチしてみよう。

周囲の風情も楽しみながらのグルリ四堂巡り
 館内町に現存する唐人屋敷の遺構である四堂へ訪れるときは、ぜひ、お堂周辺の風情を楽しみながら巡ってみよう。唐人屋敷の敷地を取り囲むように造られた当時の堀跡や、その後堀に架けられた橋。その横にそびえる大木、はたまた坂段の途中にある昔ながらの市場や銭湯などなど、とてもノスタルジックな風景に出会うことが出来るのだ。おすすめルートは土神堂〜天后堂〜観音堂〜福建会館。



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